iDeCoでおすすめの金融機関・銘柄まとめ|選び方のポイント解説

  • 2022年9月30日
  • 2022年12月10日
  • 証券

「iDeCo(イデコ)を始めたいけどどこの金融機関で始めたらいいか知りたい」
「iDeCoのおすすめ商品は?」
「おすすめの証券会社を教えてほしい」

最近では、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」老後に備えた資産形成として注目が集まってきています。しかし、 上記のような疑問や悩みを持っている人もいるかと思います。

本記事では、iDeCoをこれから始める方に向けて、「おすすめの金融機関」や「銘柄」について投資初心者にもわかりやすく解説します。

iDeCoは強力なメリットがある反面、デメリットもあります。投資できる商品が限られていたり、金融機関によっても異なってくるのでしっかり確認していきましょう。

iDeCoの金融機関・証券会社の選び方

iDeCoの金融機関・証券会社の選び方

ここでは、iDeCoの金融機関・証券会社の選び方について紹介します。

選び方のポイントについては、上記の通りです。それぞれのポイントを見ていきましょう。

1.投資したい商品の有無を確認する

iDeCoを始める前にまずは金融機関を選ぶ必要があります。金融機関を選ぶ際は、商品のラインアップを確認し買いたい商品があるかどうかを確認しましょう。

口座をせっかく開設したとしても買いたい商品がなければ意味がありません。idecoを始める前にどのような商品を運用したいのかを決めておき、その後に商品の手数料やスペックなどを比較しておきましょう。

最終的に、購入したい商品を提供している証券会社・金融機関で口座を開設するようにしましょう。

2.手数料を確認する

iDeCoの口座を選ぶ際には、少しでも手数料が安い金融機関を選ぶことが重要です。iDeCoをする際に以下の主な手数料が発生します。

  • 加入手数料(初回のみ):2829円
  • 受取手数料(振込の都度):440円
  • 口座管理手数料(毎月):171円~589円(171円超えの金融機関は50社以上)

iDeCoは何十年にわたって運用を続けることになります。そのため、毎月の口座管理手数料が高いばかりに最終的な受取金額が10万円以上違うなんてこともありえます。

これらのiDeCoの手数料で、加入手数料や受取手数料は金融機関に関係なく必ずかかり、口座管理手数料だけ金融機関によって異なってきます。

必ず口座管理手数料は最安かを確認し「毎月の口座管理手数料」が無料の金融機関を選ぶことが重要になってきます。

iDeCoでおすすめの金融機関・証券会社5選

iDeCoでおすすめの金融機関・証券会社5選

iDeCoでおすすめの金融機関・証券会社について紹介します。

iDeCoを始めるにあたり金融機関を選ぶことはとても重要なフェーズなので、しっかり特徴を抑えておきましょう。

1.SBI証券

SBI証券
iDeCo取り扱い銘柄・SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)
・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
国民年金基金連合会の加入手数料国民年金基金連合会の加入手数料:2,829円
国民年金基金連合会の毎月の手数料:171円(掛金を拠出)
66円(掛金を拠出しない)
運営管理手数料(証券会社側の手数料):0円

iDeCoの金融機関を選ぶ際に、「毎月の口座管理手数料」が無料の金融機関を選ぶことが重要とお伝えしました。

iDeCoは金融機関が自由に手数料を決めることはできませんが「運営管理手数料」は金融機関が独自に決めることができる手数料です。

しかし、SBI証券の運営管理手数料は無料となっています。他の金融機関では毎月440円程かかるところが多く、20〜30年運用するとコストに大きな差がでてくるのは明らかです。

また、SBI証券の口座管理手数料(積立時)は171円と他のネット証券と同じ金額です。このように、SBI証券では最小限のコストでiDeCoを始める環境が整っていると言えるでしょう。

扱っている商品も実績や種類も豊富で、信託報酬が低いので安心できます。コストを抑えて安全にiDeCoを始めたい方はSBI証券から申し込むようにしましょう。

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2.楽天証券

楽天証券
iDeCo取り扱い銘柄・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・たわらノーロード先進国株式
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
国民年金基金連合会の加入手数料国民年金基金連合会の加入手数料:2,829円
国民年金基金連合会の毎月の手数料:171円(掛金を拠出)
66円(掛金を拠出しない)
運営管理手数料(証券会社側の手数料):0円

楽天証券のiDeCoなら、誰でも「口座管理料」が無料で始めることができます。

また、楽天証券のiDeCoは投資信託の取り扱い本数が31本と豊富で、ラインナップの内容も信託報酬を抑えた投資信託が幅広く揃っています。

1本で全世界の株式に投資できる「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」と、1本で米国全体の株式に投資できる「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が用意されており、いずれも低コストの魅力的な商品です。

他にも、楽天証券の総合口座を持っていれば、特定口座やNISA口座で運用している「証券資産」と「iDeCo」の運用情報を同じIDで管理することができるので自分の資産を一括管理するのに大変便利の口座となっています。

楽天証券はiDeCoだけでなく、資産運用を始めるときにもおすすめのネット証券となっているので、気になっている方は、ぜひ楽天証券を申し込みましょう。

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3.松井証券

松井証券
iDeCo取り扱い銘柄・みずほDC定期預金1年定期
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
国民年金基金連合会の加入手数料国民年金基金連合会の加入手数料:2,829円
国民年金基金連合会の毎月の手数料:171円(掛金を拠出)
66円(掛金を拠出しない)
運営管理手数料(証券会社側の手数料):0円

松井証券は、徹底的に「低リスク・低コスト」にこだわったiDeCoの商品ラインアップが特徴です。ひふみ年金やeMAXIS Slimシリーズ全てなど2020年10月に取扱商品を大幅に拡充を実施し魅力的な商品ラインアップになりました。

松井証券のiDeCoでは、加入時に支払う手数料が2829円で毎月支払う口座管理手数料も月171円と業界最低額です。

他の金融機関の中には資産残高や掛金の額など一定の条件をクリアすることで、最低額(月171円の口座管理手数料で対応した金融機関もあります。

しかし、松井証券の場合、だれでも無条件で最低額の口座管理手数料でiDeCoを利用できます。

また、松井証券のiDeCoの商品は、全部で40本取り扱っています。そのうち元本確保は1本で、投資信託が39本あります。

投資信託においては、39本中34本がインデックスファンドであり、信託報酬が年率0.2%台以下と格安クラスの商品を多く取りそろえています。低コストで業界最多水準の品揃えで、自分にあった商品選びができるでしょう。

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4.マネックス証券

マネックス証券
iDeCo取り扱い銘柄・みずほDC定期預金1年定期
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス
・eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
国民年金基金連合会の加入手数料国民年金基金連合会の加入手数料:2,829円
国民年金基金連合会の毎月の手数料:171円(掛金を拠出)
66円(掛金を拠出しない)
運営管理手数料(証券会社側の手数料):0円

マネックス証券はiDeCoおすすめの口座の一つで、[2022年オリコン顧客満足度ランキング」でiDeCo証券会社部門において、3年連続で総合第1位を獲得している実績がある会社です。

運営管理手数料はこれまで紹介した金融機関と同様に無料となっており、マネックス証券のiDeCoでは「27本」の商品を取り扱っています。

その中でも、ハイテク企業が数多く上場している「米国ナスダック市場」のNASDAQ100指数に連動する、「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」を取り扱っているのはマネックス証券の大きな特徴です。

「NASDAQ100指数」は、アップル、アマゾンやテスラなど米国のナスダック市場に上場している時価総額上位100銘柄で構成されています。米国の「S&P500」や「NYダウ」の指数に連動する商品は他の金融機関でも取り扱っていますが、「NASDAQ100指数」に連動するiDeCo商品が買えるのはマネックス証券だけです。

他にも人気の「eMAXIS Slimシリーズ」も取り扱っているので、ぜひマネックス証券を検討してみてください。

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5.auカブコム証券

auカブコム証券
iDeCo取り扱い銘柄・auスマート・ベーシック(安定)
・auスマート・ベーシック(安定成長)auスマート・プライム(成長)
・auスマート・プライム(高成長)
・三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)
・ひふみ年金
・三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2055(確定拠出年金)
国民年金基金連合会の加入手数料国民年金基金連合会の加入手数料:2,829円
国民年金基金連合会の毎月の手数料:171円(掛金を拠出)
66円(掛金を拠出しない)
運営管理手数料(証券会社側の手数料):0円

auカブコム証券のiDeCoは、最低限の加入手数料と口座管理手数料と運営管理手数料が無料で利用することができます。iDeCo専用アプリを使えば、節税額シミュレーションや、投資運用スタイルの見直しも簡単に行えるので大変便利です。

また、商品によっては毎月Pontaポイントが付与されるなど他の証券会社には無い特徴があります。auIDを登録することで、Pontaポイントで投資信託の購入などができます。他にも、投資信託などに興味がある人は、Pontaポイントを活用して投資を始めることも可能です。

取扱商品については、投資信託26商品と定期預金1商品があります。初心者から上級者まで幅広いニーズに合わせた商品を取り揃えております。

口座管理手数料の支出を抑え、スマホ1つで資産管理が簡単に行えることに加え、Pontaポイントも使えるので、Pontaユーザーにとっては非常にお得なサービスでしょう。

auカブコム証券の公式HPを見る

iDeCoの銘柄の選び方

idecoを始めるにあたり、おすすめの金融機関・証券会社を紹介してきました。

各金融機関で取り扱っている商品がたくさんあってどれを購入すればいいのかと不安に感じる方もいるでしょう。

ここでは、idecoの商品の選び方について解説していきます。

1.「元本確保型」と「元本変動型」の2パターンある

idecoの金融商品には、大きく分けて「元本確保型」と「元本変動型」の2種類があります。

どんな資産運用をどんな目的でしたいのかなどの投資方針に応じて、どちらのパターンを選ぶかは決まってきます。それぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう。

元本確保型の商品とは

元本確保型とは、あらかじめ決められた金利で運用されるタイプの商品を指します。そのため、iDeCoの運用が満期を迎えた際に、元本利息が保障されるため、安全性が高い点が特徴となります。

元本確保型の商品には、「定期預金」と「保険」とさらに分類することができ、それぞれの特徴は以下の通りです。

定期預金の特徴

定期預金には、1年定期、5年定期などとあり、金融機関によって取り扱う期間や金利の設定は異なってきます。近年の超低金利下では、長い期間の商品を選ぶのはあまりおすすめできません。金利が上昇したが来た時に購入した時と比べると現在の超低金利がそのまま維持されてしまうためです。

保険の特徴

iDeCoで扱われる保険は、金融機関によって異なってきますが、個人年金保険が主流となっています。10年確定年金や終身年金などの受取方法があり、自身のニーズに合わせて選択することが可能です。しかし、満期を迎えず運用商品を変更した場合は解約控除金が差し引かれる点は注意しておきましょう。

元本変動型の商品とは

元本変動型とは、運用状況によって元本が変動するタイプの商品で、iDeCoで投資できる元本変動型商品は投資信託のみとなっています。

そのため、投資信託を通じて「株式、債券、ETF、REIT」などに分散して投資することが可能です。

投資信託の特徴

金融機関が取り扱うラインナップの中から、好きな投資信託を決めることで運用することができます。

投資信託は、「インデックス型」と「アクティブ型」の2種類の運用スタイルによってに分けることができます。また、投資する資産や地域によって「国内株式型」「外国株式型」「国内債券型」「外国債券型」「バランス型」の5つに分けることができます。

運用スタイルや投資先によってリスクや運用益は異なりますが、iDeCoで長期間の分散投資によって効率良く資産を増やすことが可能となります。

自身の最終的な目標によって運用スタイルは変わってくると思います。投資初心者の方でよくわからないという方は、元本変動型の商品を選んでおけば問題ないでしょう。

2.「元本変動型」の投資信託について

iDeCoで投資できる元本変動型商品は投資信託のみということは、前述で紹介しました。

そもそも「投資信託」とは、投資家から集めたお金をひとつの資金としてまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用し、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。

また、投資信託の中からどれを選べばいいのか?と疑問を抱く方もいると思いますが、投資信託を選ぶ際は、「インデックス型」を選ぶと良いでしょう。

アクティブ型はコストが高いので、インデックス型よりも高い収益が狙えますが、その分リスクも高いです。コツコツ長期投資をしていくのであればインデックス型を選択しましょう。

また、投資対象については債券よりも株式、国内よりも外国のほうが利益を狙えますが、リスクは高くなります。若いうちは運用期間が長くとれるので外国株式を多めにし、満期が近づいたら国内、債券に切り替えるなどすることで運用期間や年齢で選ぶ商品を変えることでリスクを減らしながら資産を増やすことができるでしょう。

通常の投資では、投資信託の利益に対して20%が課税されますが、iDeCoの場合は非課税となるので、税金が引かれないという大きなメリットがあります。

定期預金などを選択した場合、わずかな額が非課税になりますが、元本変動型商品よりはお得感は感じられません。そのため、idecoを始める際は、元本変動型の商品を選ぶことをおすすめします。

iDeCoでおすすめの銘柄5選

idecoの商品の選び方について理解していただけたと思います。

最後に、idecoのおすすめの商品について紹介していきたいと思います。おすすめの商品は上記の通りです。

これから商品を決める際に役立ててみてください。

1.eMAXIS Slim米国株式 S&P500

eMAXIS Slim米国株式 S&P500
ファンド名eMAXIS Slim米国株式 S&P500
純資産15173.48億円
信託報酬0.0968%
運用会社三菱UFJ国際投信
iDeCoで購入可能な証券会社・SBI証券
・マネックス証券
・松井証券

eMAXIS Slim米国株式 S&P500は、「eMAXIS Slim」シリーズで米国のS&P500指数に連動する投資成果を目指した商品です。信託報酬は0.0968%と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」より安いです。また、純資産残高は15173.48億円を誇っています。

運用は三菱UFJ国際投信が行い、SBI証券、マネックス証券、松井証券の金融機関でiDeCoで購入することができます。

2.eMAXIS Slim全世界株式

eMAXIS Slim全世界株式
ファンド名eMAXIS Slim全世界株式
純資産6,865.79億円
信託報酬0.1144%
運用会社三菱UFJ国際投信
iDeCoで購入可能な証券会社・マネックス証券
・松井証券

eMAXIS Slim全世界株式は、eMAXIS Slimシリーズでは、常に最低水準の信託報酬を目指すことで人気の投資信託です。三菱UFJ国際投信が運用する商品で、この商品を積み立てておけば、コスト面で心配する必要はないでしょう。

信託報酬は0.1144%で、純資産残高は6,865.79億円となっており、iDeCoでは、マネックス証券、松井証券などで購入することができます。

3.楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド
ファンド名楽天・全米株式インデックス・ファンド
純資産7014.36億円
信託報酬0.132%
運用会社楽天投信投資顧問
iDeCoで購入可能な証券会社・楽天証券
・松井証券

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、世界最大級の運用会社であるバンガード社が運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じて米国の約4,000社に投資し成果を目指した商品です。大企業だけでなく、中小企業の株も投資対象に含まれており、株価指数に連動するようになっています。

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、信託報酬が「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」より若干高いですが、米国S&P500より広く分散投資ができるのが特徴です。

純資産残高は7014.36億円となっており、楽天投信投資顧問が運用を行う楽天証券、松井証券で購入することができます。米国株式市場へ低コストで投資したいという方にとっては、とてもおすすめの商品です。

4.楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド
ファンド名楽天・全世界株式インデックス・ファンド
純資産2122.02億円
信託報酬0.132%
運用会社楽天投信投資顧問
iDeCoで購入可能な証券会社・楽天証券
・松井証券

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの主要投資対象は、日本や先進国、新興国など全世界の株式約8800銘柄に幅広く投資できる商品です。この商品1本で世界中の大型株から小型株への分散投資が可能となっています。

運用管理費用は0.132%と低く抑えられており、3年間の平均年率リターンは13.87%を誇っています。全世界に幅広く分散投資したいという人はこちらの商品を選んでおけば間違い無いでしょう。

5.eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
ファンド名eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
純資産1,649.85億円
信託報酬0.154%
運用会社三菱UFJ国際投信
iDeCoで購入可能な証券会社・SBI証券
・マネックス証券
・松井証券
・auカブコム証券

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、「国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国リート」の8つの資産に12.5%ずつ均等に投資することで、リスクを軽減した投資信託です。

また、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」では、すべての回でTOP20に入賞し続けており多くの投資家から高く評価されている商品でもあります。

リスクの高い株式だけへの集中投資などに不安がある方は、これ1本に投資すれば、「ミドルリスク・ミドルリターン」の運用が可能となります。

信託報酬は0.154%で、純資産は1,649.85億円となっています。運用は三菱UFJ国際投信が行い、SBI証券、マネックス証券、松井証券などで購入することができます。

まとめ

iDeCoをこれから始める方に向けて、「おすすめの金融機関」や「銘柄」について紹介してきました。

iDeCoは、老後の資産形成のために非常に有効な手段のひとつです。通常の預貯金では基本的に低金利なので、リターンが少ないというデメリットがあります。

また、通常の株式投資では得られた収益に税金が課せられますが、iDeCoは、本来払うべき税金を国が免除してくれる非常にお得な制度です。

iDeCoは、長期間の積み立てですので、なるべく早いうちに始めた方が有利になるため、早めにiDeCo口座を開設し、老後のための準備を始めましょう。

これからiDeCoを始める方は、是非本記事を参考にしていただき、老後に対する不安が少しでも軽減してもらえると幸いです。

 

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