IPO投資に参加するのにおすすめな証券会社5選│10社比較

  • 2022年8月27日
  • 2022年12月11日
  • 証券

IPOとは「Initial Public Offering」の頭文字をとった略語です。日本語では新規公開株・新規上場株式とも呼ばれます。具体的には株を投資家に売り出して証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。

しかし「IPO選び方がわからない」「どこの証券会社で口座開設したらよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。これらの問題は記事内で紹介しているIPOの選び方やおすすめの証券会社を確認することで解決できます。

本記事ではIPO投資するのにおすすめな証券会社を10社比較し、その中でもおすすめの5社を紹介していきます。これからIPO投資をする方はこの記事を参考にしてみてください。

IPOにおすすめの証券会社を確認する

IPO投資をするための証券会社の選び方3つのポイント

IPO投資を始めるのなら、まずは証券会社の選定から始めましょう。しかし「選び方が全くわからない」という方もいらっしゃいますよね。

選び方のポイントとしては「IPOの取り扱い件数」「IPOの抽選方式」「口座開設数」の3つがポイントとなります。具体的にどの証券会社にするか選ぶ前に、このポイントを押さえておきましょう。

本項ではIPO投資をするための証券会社の選び方3つのポイントを紹介していきます。

1.IPOの取り扱い件数が多い証券会社を選ぶ

IPO投資をするための証券会社を選ぶ際は、まずIPOの取り扱い件数が多い証券会社を選びましょう。単純に取り扱い件数が多い方がチャンスが多いため、抽選に参加しやすいです。またあまり知名度がないIPO株が見つかる可能性も高くなります。

証券会社によってIPOの取り扱い件数は異なりますが、基本的には20~50社ほどの銘柄を扱っている証券会社がほとんどです。中には70社以上の銘柄を扱う証券会社もあります。

したがって証券口座を開設するときは、IPOの取り扱い件数が多い会社を選ぶことをおすすめします。

2.IPOの抽選方式が「完全平等抽選」だと低資金でも参加しやすい

IPOに参加するには、抽選に当選しなければなりません。抽選の方法は証券会社によって異なります。中には多くの資産を持つ投資家の方が当選確率が上がる優遇抽選や、証券会社独自の方法を採用している場合もあります。

低資金の方でも参加しやすいのは完全平等抽選です。完全平等抽選なら資金余力に関係なく申し込みが可能なので、低資金の方はこちらの抽選方式を採用している証券会社を選択しましょう。

完全平等抽選を採用している証券会社は、ほとんどIPOのページに表示されています。複数社比較するときは完全平等抽選を採用しているか確認してみてください。

3.口座開設数が少ない証券会社だとライバルが少ない

証券会社によって口座開設数は異なります。口座数が多い証券会社の場合は、その分IPOに申し込む投資家の数も多くなるため、当選率が低下する傾向があります。

そこで口座開設数が少ない証券会社に申し込めばライバルの数が減るため、当選する率も高くなります。IPO投資をするための証券会社を選ぶ際には、なるべく口座開設数が少ないところを選びましょう。

口座開設数は口座開設ページやはじめての方用のページに表記されていることが多くなっています。ライバル数を確認するためにも確認してみてください。

IPOの取り扱いがある証券会社10社を比較

証券会社IPO取り扱い数
(2021年実績)
IPOの抽選方式口座開設数
SBI証券
122社30% 完全抽選
15% IPOチャレンジP
5%裁量配分
603万
楽天証券
74社100% 完全抽選
(銘柄ごとに申込数上限あり)
700万
マネックス証券
マネックス証券
66社100% 完全平等抽選198万
岡三オンライン証券
47社100% 完全平等抽選28万
野村證券
64社10% 完全平等抽選502万
SMBC日興証券
81社10% 完全平等抽選
5% ステージ別抽選
264万
auカブコム証券
42社ほぼ100%抽選
(抽選以外の配分あり)
136万
松井証券
松井証券
56社70% 完全平等抽選136万
SMBCネオトレード証券
SBIネオトレード証券
21社10% 完全平等抽選
90% ステージ制抽選
不明
DMM株
5社100% 完全平等抽選不明

先ほど解説した3つのポイントを軸に評価すると「IPO取り扱い数が多く、口座開設数は少なく、IPOの抽選方式が平等な証券会社」が最も良い組み合わせとなります。複数の証券会社に口座を開設できるので、当選確率を少しでも上げたい方は、この表を参考にしていくつか口座を作っておくことをおすすめします。

ちなみに口座を作る際の口座開設料や維持管理費用などは全て無料です。たくさん口座を作ったとしても、特に問題はありません。前受金制を採用している証券会社が多くなりますが、複数口座開設することもひとつの手といえるでしょう。

IPO投資をするのにおすすめな人気証券会社5選

IPO投資を検討している方の中には「どこの証券会社で口座開設したらよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。実際開設する証券会社によって成果が変わる可能性もあるため、自分にあった口座を選択する必要があります。

ここからはIPO投資をするのにおすすめな証券会社を厳選して5社ご紹介します。証券会社を選ぶ際のポイントである「IPOの取り扱い実績」「IPOの抽選方法」「口座開設数」についても明記しておりますので、ぜひ参考にしてください。

1.SBI証券【ネット証券のトップランナー】

SBI証券
IPOの取り扱い実績(2021年)122件
IPOの抽選方法30% 完全抽選
15% IPOチャレンジP
5%裁量配分
口座開設数603万口座
IPOの前受金必要
SBI証券の特徴
  • IPOの取り扱い実績が豊富
  • 独自のIPOチャレンジポイントを採用している
  • IPO銘柄の空売りも可能

SBI証券は、2020年に証券口座開設数が国内最大となったネット証券のトップランナー企業です。

SBI証券の特徴は何といってもIPOの取り扱い件数の多さです。例年、上場会社数のうち90%以上のIPO銘柄をカバーしています。国内のIPOはSBI証券をフォローしていればほぼ把握できるといっても過言ではありません。

またSBI証券では「IPOチャレンジポイント」という独自のポイント制度を採用しています。これは新規上場株式の抽選に外れた回数に応じてポイントが加算され、次回以降の抽選で有利になる仕組みのことです。理論上、SBI証券でのIPO抽選はいつかは必ず当選するようになっています。

SBI証券ではIPO銘柄の空売り(投資対象である銘柄を保有せずに売却する契約を結ぶこと)も可能です。投資に慣れてきたらさまざまな手法を活用できるため、初心者からベテランの方まで利用できるでしょう。

SBI証券の口座開設はこちら

2.マネックス証券【NISA口座でIPO株が申し込める】

マネックス証券
IPOの取り扱い実績(2021年)66件
IPOの抽選方法100% 完全平等抽選
口座開設数198万口座
IPOの前受金必要
マネックス証券の特徴
  • 完全抽選方式を採用している
  • IPOの取り扱い銘柄も豊富
  • NISA口座でIPO株が申し込める

マネックス証券の強みは完全抽選方式を採用していることです。こちらは申込者数が割り当て可能な配分単位数を超えた場合、申込株数に関わらず1人につき1つの抽選権利が与えられる方式のため、申し込んだ投資家の人数に応じた平等な抽選を受けることが可能です。

またマネックス証券ではIPOの取り扱い銘柄も豊富です。これにより、多くの銘柄でIPO株の抽選を受けることができます。

ちなみにマネックス証券では、NISA口座でIPO株を申し込める点も特徴の一つです。NISA口座でIPO株の売却によって利益が出た場合も非課税となります。

マネックス証券の口座開設はこちら

3.岡三オンライン証券【口座開設数が多くなく狙い目】

ここに投資信託の名前入れる
IPOの取り扱い実績(2021年)47件
IPOの抽選方法100% 完全平等抽選
口座開設数28万口座
IPOの前受金不要
岡三オンライン証券の特徴
  • 事前入金不要
  • 100% 完全平等抽選を採用
  • 口座数がそこまで多くない

岡三オンライン証券では、IPO申し込み時の事前入金が必要ありません。そのため当選した後に入金することも可能です。

また口座開設費や維持管理費用、申込手数料、購入手数料も全て無料となっているので、気軽にIPO投資を始められます。さらに100%完全平等抽選を採用しており、公平な抽選方式となっています。

岡三証券といえば1923年から続く老舗企業ではあるのですが、岡三オンライン証券の口座数はまだそこまで多くはありません。口座数が少ないということは、ライバルも少なく当選しやすいということです。口座を開設するなら老舗企業を選びたい方にとっても狙い目の証券会社です。

岡三オンライン証券の口座開設はこちら

4.松井証券【売却時の手数料が安い】

松井証券
IPOの取り扱い実績(2021年)56件
IPOの抽選方法70% 完全平等抽選
口座開設数136万口座
IPOの前受金不要
松井証券の特徴
  • 抽選時の入金が不要
  • IPO株売却時の手数料が低い
  • ジュニアNISAや未成年口座でも抽選に参加可能

松井証券ではIPOの抽選時に入金する必要がありません。抽選後の購入申込期間最終日までに入金すればいいので、口座残高がない場合でも抽選に参加することが可能です。

残高不足の状態で抽選に選ばれた場合、購入申込期間最終日に入金して購入申し込みをすれば問題ありません。

また松井証券ではIPO株を売却する際の手数料が低く設定されているのも特徴です。売却時の金額が50万円未満の場合、売却手数料が0円になります。そのため少額でのIPO取引で手数料を抑えたいという方におすすめの証券会社です。

松井証券の口座開設はこちら

5.楽天証券【リアルタイムで入金可能】

楽天証券
IPOの取り扱い実績(2021年)74件
IPOの抽選方法100% 完全平等抽選
口座開設数700万口座
IPOの前受金必要
楽天証券の特徴
  • リアルタイム入金・振込手数料無料
  • 100% 完全平等抽選
  • 資金の拘束期間が短い

IPO取引を行う場合、通常は購入申し込みをする際に資金を用意しなければなりません。ですが楽天証券でIPO取引を行う場合は、購入申込のために用意する資金をリアルタイムで入金できるというメリットがあります。

楽天証券の場合、楽天証券と楽天銀行の口座を連結させるマネーブリッジ機能を利用すると、銀行口座からの自動入金が可能となります。この時の振込手数料も無料なので、余計なコスト負担を抑えることができます。

また楽天証券でIPO取引をする場合は購入申込の期間内に入金すれば問題ありません。そのため資金が拘束される期間も短くなります。

楽天証券の口座開設はこちら

IPOに当たりやすくするなら「前受金不要」の証券口座を複数使うのもおすすめ

前受金不要でIPO参加が可能な証券会社
  • 岡三オンライン証券
  • 松井証券
  • 野村證券
  • 大和証券
  • SBIネオトレード証券

IPOを購入するためには公募価格×購入株数の金額を口座に入金しなくてはなりません。ところが入金のタイミングは証券会社間で異なります。

基本的にIPO株の抽選を受けるためには、あらかじめ資金の準備が必要です。前受金は抽選結果が出た時に拘束が解除されるため、それまでの期間は運用できません。

しかし前受金が必要ない証券会社なら、事前入金せずに同時に複数口座で申込することも可能です。多額の資金を用意しなくても、簡単に抽選機会を増やすことができます。IPOの当選確率を上げるためには、前受金不要の証券会社の口座を複数開設しておきましょう。

まとめ

  • IPOの取り扱い件数が多い証券会社なら抽選に参加しやすい
  • 低資金の方には完全平等抽選の証券会社がおすすめ
  • 口座開設数が少ない証券会社だとライバルも少ない
  • 前受金不要の証券会社を選べば複数の口座で申し込みができる

IPO投資を始めるのなら、まず証券会社選びが重要です。証券会社を選ぶ際は「IPOの取り扱い件数」「IPOの抽選方式」「口座開設数」の3つのポイントを重点的にチェックしましょう。

また証券会社によっては前受金が必要ないところもあります。前受金不要の証券会社の口座を複数持っていれば、IPOの当選確率を上げることが可能です。

IPOはとにかく抽選で当選しなければ始まりません。当選確率を上げることがIPO投資のキモとなります。開設する証券口座を悩んでいる方は、この記事で紹介した証券会社から開設してみましょう。

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