投資するのにおすすめな米国株銘柄10選&証券会社3選

  • 2022年8月25日
  • 2022年12月11日
  • 証券

米国株とは、アメリカで活躍している企業の株式のことです。しかし「米国株の選び方がわからない」「米国株のおすすめ銘柄を知りたい」と思う方もいるでしょう。問題は、記事内で紹介している選ぶポイントやおすすめの銘柄を確認することで解決できます。

今回は投資するのにおすすめな米国株を10銘柄ご紹介し、あわせておすすめの証券会社3社を紹介します。これから米国株投資を始めるという場合は、今から紹介していくおすすめ銘柄を参考に投資銘柄を選んでみてください。

投資するのにおすすめな米国株を選ぶ際の3つのポイント

米国株は数千社上場しています。そのため「どの銘柄を購入したら良いかわからない」「選び方を知りたい」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで以下では投資するのにおすすめな米国株を選ぶ際の3つのポイントを紹介していきます。これから米国株投資を始める方は本項で紹介する選び方を参考にしてみてください。

1.高配当を実現している米国株がおすすめ

米国株で利益を得るなら、高配当を実現している米国株がおすすめです。なぜなら、高配当を実現しているということは、業績がいい可能性が高いからです。

配当は、売り上げから経費を引いた利益の一部が配られます。つまり、高配当を実現できるだけの利益を出しているので、株価自体の上昇も見込めるのです。

ただし、中には利益のすべてを事業に再投資し、さらなる成長を目指す企業もあります。配当がない企業=業績が悪いとは限らないので注意が必要です。

2.経済指標「NYダウ」や「ナスダック100」などに入っている米国株がおすすめ

指標内容
NYダウ
  • 米国を代表する30銘柄で構成されている
  • 構成銘柄は時代の流れに合わせて入れ替わる
  • 成長性や知名度が高い企業
ナスダック100
  • ナスダック市場の上位100銘柄で構成されている
  • 毎年12月に銘柄の入れ替えを行う
  • 金融セクターは除かれている

アメリカの代表的な経済指標「NYダウ」や「ナスダック100」などに入っている米国株も、投資先としておすすめします。なぜなら、米国の代表的な経済指標で対象になっている企業は、世界を牽引している企業だからです。

NYダウやナスダックは、アップル・アマゾン・マクドナルド・ファイザー・ナイキのようなアメリカを代表する企業で構成されています。これらの企業は米国だけではなく、世界をけん引するほどの影響力を誇るので投資先としておすすめです。

とはいえ、株式投資に絶対はありません。大きな問題が発生して株価が暴落したり、市場全体が悪化して暴落したりする可能性があります。暴落時に生活が困らないよう、生活資金まで投資に回すのはやめておきましょう。

3.米国株の指標に連動した投資信託もおすすめ

米国株の指標に連動した投資信託も投資先としておすすめします。なぜなら、米国株の指標に連動した投資信託は、個別株よりも分散投資しやすいからです。

投資信託は1本購入するだけで、100銘柄以上の企業に投資できます。中には、1,000銘柄以上で構成されている商品もあります。投資信託を購入していれば、もし1銘柄が倒産したとしても、1,000銘柄のうちの1銘柄なので受けるダメージは少なくなるでしょう。

米国株の指標に、アメリカを代表する500企業で構成されているS&P500があります。S&P500に連動した投資信託の購入は、米国市場全体に投資していることと同義になります。1銘柄ずつ選ぶのが難しい方は、米国株の指標に連動した投資信託から投資を始めてみましょう。

投資するのにおすすめな米国株の人気銘柄10選

米国株投資を検討していて「投資を始めたいが、どの銘柄に投資すればいいかわからない」「自分で投資銘柄を選べない」と考えている方もいらっしゃいますよね。米国株にはおすすめの個別銘柄と投資信託があります。

そこで以下では投資するのにおすすめの米国株の人気銘柄10選を紹介していきます。米国株投資を始めるのであれば、これから紹介するおすすめ銘柄を参考に、投資先を選んでみてください。

1.アップル(Apple)【10期連続で増配】

アップル(Apple)
上場市場ナスダック
決算時期9月
配当回数年4回
配当金1株につき0.23USドル
最低注文株数1株
アップル(Apple)の特徴
  • 配当は年4回
  • 10期連続で増配
  • 1株から購入できる

アップルはナスダックに上場している、iPhoneやMac、AirPodsを開発したテクノロジー企業です。日本でもiPhoneユーザーは多いので、身近に感じる人も多いでしょう。

そんなアップルの配当回数は年に4回です。企業の業績は順調で、10期連続で増配しています。業績次第では今後も増配を続けていく可能性があるでしょう。

また、アップルの株は1株から購入できます。日本株のように最低注文株数が100株ではないため、投資初心者にも購入しやすいでしょう。毎年iPhoneの最新バージョンの発売に並ぶユーザーがいるように、アップル製品の人気が高いです。今後の成長に期待したい銘柄だといえます。

2.ベライゾン・コミュニケーションズ【5.8%と高い配当利回り】

ベライゾン・コミュニケーションズ
上場市場ニューヨーク証券取引所
決算時期12月
配当回数年4回
配当金1株につき0.64USドル
最低注文株数1株
ベライゾン・コミュニケーションズの特徴
  • 配当回数は年4回
  • 2021年の1株当たりの配当は0.254USドル
  • 5.8%と高い配当利回りを誇る

ベライゾン・コミュニケーションズは、ニューヨーク証券取引所に上場する企業です。配当回数は年4回で、2021年は1株あたり0.254USドルの配当でした。

配当利回りは5.8%と、高い利回りを誇ります。配当利回りとは、1株当たりの年間配当額÷1株購入価額×100で求められる指標です。算出された数値が大きいほど、利回りが高いことを意味します。

つまり、1株当たりの配当が大きい、もしくは1株の購入金額が安いと配当利回りは高くなります。高配当の株を選びたいなら、配当利回りも銘柄選びの1つの指標として検討してみましょう。

配当利回りが3%を超えてくると高配当といわれるので、ベライゾン・コミュニケーションズの5.8%はかなり高い水準といえるでしょう。

3.テスラ【配当は出していない】

テスラ
上場市場ナスダック
決算時期12月
配当回数年0回
配当金なし
最低注文株数1株
テスラの特徴
  • ナスダックに上場していてナスダック100に選出されている
  • 配当は出していない
  • 1株から購入できる

テスラは、ナスダックに上場しており、ナスダック100にも選出されている企業です。米国を代表する企業であるテスラですが、配当は出していません

ただ、配当実績がないのは業績が悪いからではありません。利益を株主に還元するのではなく設備投資など事業への投資に使用しているので、配当を出していないのです。

テスラは2017年から右肩上がりに業績を伸ばすなど、高い成長率を誇ります。今後も株主への還元よりも自社の成長に力を注いでいく見込みです。株価を上昇させて株主に還元しているという見方もできるでしょう。また、テスラ株も1株から購入できます。

4.アマゾン【GAFAの一角】

アマゾン
上場市場ナスダック
決算時期12月
配当回数年0回
配当金なし
最低注文株数1株
アマゾンの特徴
  • ナスダック100に選出されている
  • 配当は出していない
  • GAFAの一角を担う企業

アマゾンはナスダック市場に上場していて、ナスダック100にも選出されている米国を代表する企業です。GAFA(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アマゾン)の一角として世界を牽引しています

なお、アマゾンもテスラと同様に配当は出しておりません。まだまだ今の業績に満足しておらず、企業の成長に全力で投資しているという見方ができるでしょう。

アマゾンは配当が欲しいという方にはおすすめできません。配当よりも、株価の上昇で株主に還元してほしいという方にはおすすめです。配当ではなく、株価の値上がり益によって利益を出したいという方はアマゾンの購入を検討してみましょう。

5.エヌビディア【ナスダック100に選出されている】

エヌビディア
上場市場ナスダック
決算時期1月
配当回数年4回
配当金1株につき0.04USドル
最低注文株数1株
エヌビディアの特徴
  • ナスダック100に選出されている
  • 配当回数は年4回
  • 1株当たりの年間配当は0.16USドルと高くない

エヌビディアは、ナスダック100に選出されている銘柄です。配当回数は年4回で、1株につき0.04USドルの配当を出しています。1株当たりの年間配当は、0.16USドルと高くはありません。配当利回りも、0.1%と低くなっています。

エヌビディアの魅力は、右肩上がりの業績です。パソコンに詳しい人なら、グラフィックボードが有名です。また自動運転という分野に注力して事業を展開しているので、売上高、営業利益ともに右肩上がりに伸びています。

今後も注目される分野なので、さらなる業績拡大が期待できるでしょう。配当よりも株価の値上がりに期待した投資スタイルを好むという方におすすめです。投資スタイルに合っているという方は、購入を検討してみましょう。

6.ジョンソン&ジョンソン【NYダウ30に選出されている】

ジョンソン&ジョンソン
上場市場ニューヨーク証券取引所
決算時期12月
配当回数年4回
配当金1株につき1.13USドル
最低注文株数1株
ジョンソン&ジョンソンの特徴
  • NYダウ30に選出されている
  • 配当利回り2.6%と安定した配当を出している
  • 1株当たりの年間配当は4.19USドルと高水準

ジョンソン&ジョンソンは、ニューヨーク証券取引所に上場し、NYダウ30に選出されている企業です。医薬品や医療機器を取り扱っている企業で、日本でも親しみのある方も多いでしょう。

1株当たりの年間配当は4.19USドルのため、高水準といえます。さらに、1株当たりの年間配当は右肩上がりに上昇し続けています。配当利回り2.6%と安定した配当を出しているのも強みといえます。

ジョンソン&ジョンソンは、配当を出しながら株価も右肩上がりを続けている銘柄です。配当を受け取りながら、株価の値上がり益も狙いたいという方におすすめです。2つの利益の出し方を狙いたいという方は、ジョンソン&ジョンソンの購入を検討してみましょう。

7.マイクロソフト【1株当たりの年間配当は2.48USドル】

マイクロソフト
上場市場ナスダック
決算時期6月
配当回数年4回
配当金1株につき0.62USドル
最低注文株数1株
マイクロソフトの特徴
  • ナスダック100とNYダウ30に選出されている
  • 配当は年4回
  • 配当利回りは0.9%とそれほど高くない

マイクロソフトは、ナスダック100とNYダウ30の両方に選出されている米国を代表する企業です。同社はナスダックに上場しています。

マイクロソフトは年に4回配当を出しています。2022年の9月の配当は、0.62USドルと発表されました。配当利回りは0.9%とそれほど高くありませんが、1株当たりの年間配当は2.48USドルと今回紹介している銘柄の中では最高水準とはいえませんが、一定の配当があるといえるでしょう。

マイクロソフトの株価は、2010年代から右肩上がりに上昇しています。配当と値上がり益の両方が狙える銘柄です。

8.AT&T【8.7%の高い配当利回り】

AT&T
上場市場ニューヨーク証券取引所
決算時期12月
配当回数年4回
配当金1株につき0.28USドル
最低注文株数1株
AT&Tの特徴
  • ニューヨーク証券取引所に上場
  • 配当回数は年4回
  • 2022年5月分から減配

AT&Tは主に通信サービス業を行う、無線通信事業会社です。ニューヨーク証券取引所にしています。

配当回数は年4回で、配当利回り8.7%という高い利回りを誇っていましたが、2022年5月分から減配しています。2022年2月分の1株当たりの配当は0.52USドルでしたが、2022年5月分と8月分は0.28USドルでした。とはいえ、減配後でも配当利回り6.0%と高配当なのは変わりありません。

同社は高い配当利回りを実現している銘柄を保有しておきたいという方におすすめです。ただし、株価の値動きが激しい銘柄なので、暴落時に焦って売却しない精神が求められます。そのため、初心者向けというよりは、投資に慣れてきた中級者以上向けの銘柄といえるでしょう。

9.SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド【0.1%を切る安い信託報酬】

SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
運用会社SBIアセットマネジメント
種類米国株式(S&P500)
連動指標S&P500
信託報酬(管理費用)0.0938%
買付手数料0円
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:対応
純資産額(2022年8月時点)6,832.4億円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • auカブコム証券
  • マネックス証券
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドの特徴
  • S&P500に連動している
  • 買付手数料は無料で信託報酬も安い
  • 積立NISAに対応している人気銘柄

SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは、S&P500に連動しているファンドです。買付手数料はかかりません。信託報酬も0.0938%と投資信託の中でもトップクラスの安さを誇ります。信託報酬は、0.1%~0.2%台であれば安いといわれる中で、SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは0.1%以下です。

同銘柄は積立NISAにも対応しているので、投資初心者でも購入しやすい投資信託といえます。6,832.4億円の純資産総額からも、投資家からの人気が高いこともわかるでしょう。

「米国株を購入したいけれど、1銘柄ずつ購入するのは手間」という方は、SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドの購入を検討してみましょう。

ちなみに人気ネット証券の「楽天証券」では取り扱っていません。

10.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)【純資産額が大きい人気のあるファンド】

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
運用会社三菱UFJ国際投信
種類米国株式(S&P500)
連動指標S&P500
信託報酬(管理費用)0.0968%
買付手数料0円
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:対応
純資産額(2022年8月時点)1兆4,996.3億円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の特徴
  • 積立NISAに対応するS&P500に連動したファンド
  • 信託報酬がトップクラスに安い
  • おすすめ証券会社の3社すべてで購入できる

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、S&P500に連動したファンドです。積立NISAに対応している投資信託なので、投資初心者でも購入しやすくなっています。

また、同ファンドの信託報酬は0.1%を切っています。投資信託の中でも高水準の安さといえるでしょう。買付手数料も無料なので、安い手数料で取引可能です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を取り扱っている証券会社は多く、今回おすすめしているSBI証券・楽天証券・松井証券の3社すべてで購入可能です。3社とも積立NISAにも対応しているため、積立NISAから投資を始めてみようという方はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を検討してみてください。

米国株を始めるのにおすすめな人気証券口座3選

おすすめ証券口座3選
  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. 松井証券

米国株を始めるのであれば、手数料が安いネット証券がおすすめです。なぜなら、同じ商品を買うのに高い手数料の証券会社を使用していると、得られるリターンが小さくなってしまうからです。

米国株投資を始めるための証券口座を選ぶ際は、今から紹介するおすすめ口座を参考に証券口座を開設してみましょう

1.SBI証券【三井住友カード積立でポイント還元】

SBI証券
米国株の取り扱い6,000社以上
投資信託2,705本
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:対応
ポイント還元Vポイント(投資信託をクレジットカード積立)
Tポイント、Pontaポイント、dポイント(国内株式の購入)
ポイント還元率0.5%(三井住友カード ナンバーレスで投資信託積立)
1.0%(三井住友カード ゴールド ナンバーレスで投資信託積立)
手数料の1.1%(国内株式の購入)
SBI証券の特徴
  • 6,000社以上の米国株を取り扱っている
  • クレジットカードで投資信託を積み立てるとポイント還元がある
  • 米国株の購入によるポイント還元はない

SBI証券は、6,000社以上の米国株を取り扱っています。投資信託は2,705本と、取り扱う金融商品はネット証券でもトップクラスです。

また、クレジットカードで投資信託を積み立てると、SMBCグループ内のポイントであるVポイントが貯まります。三井住友カード ナンバーレスだと還元率は0.5%、三井住友カード ゴールド ナンバーレスだと1.0%という仕組みです。

国内株式を購入しても支払った手数料の1.1%が、dポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかが貯まります。

三井住友カードを保有している方や6,000社以上の銘柄から検討したいという方は、SBI証券で口座開設してみましょう。

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2.楽天証券【米国株の取り扱い銘柄が豊富】

楽天証券
米国株の取り扱い4,637社
投資信託2,659本
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:対応
ポイント還元楽天ポイント
ポイント還元率楽天キャッシュ投資信託積立 1.0%
楽天カード投資信託積立(代行手数料0.4%未満) 0.2%
楽天カード投資信託積立(代行手数料0.4%以上) 1.0%
取引手数料の1.0%
楽天証券の特徴
  • 豊富な取り扱い銘柄
  • 取引手数料の1.0%の楽天ポイントが還元される
  • 国内株式だけではなく、海外株式、オプション取引でもポイントが貯まる

楽天証券は、米国株式・投資信託ともに商品ラインナップは豊富です。楽天カードで投資信託を積み立てると、ポイントが還元されます。代行手数料が0.4%以下の商品は0.2%、代行手数料が0.4%以上の商品は1.0%が還元されるという仕組みです。

また、取引手数料の1.0%が楽天ポイントとして還元されます。国内株式だけではなく、海外株式(米国株式・中国株式・アセアン株式)、先物・オプション取引、金・プラチナ取引も対象です。米国株式の購入でもポイント還元されるのが、SBI証券との違いになります。

楽天経済圏で生活している方や楽天ポイント還元を希望している方は、口座開設をおすすめします。

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3.松井証券【NISA・積立NISAにも対応している】

松井証券
米国株の取り扱い1,057社
投資信託1,622本
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:対応
ポイント還元松井証券ポイント(キャンペーン実施時のみ)
ポイント還元率
松井証券の特徴
  • SBI証券や楽天証券と比べると取扱商品は少ない
  • 積立NISAにも対応している
  • ポイント還元はキャンペーンを実施している時のみ

松井証券の取扱商品は、SBI証券や楽天証券と比較すると少ないです。とはいえ米国株・投資信託ともに1,000以上の銘柄を取り揃えているため、希望の銘柄を見つけられる可能性もあるでしょう。また、積立NISAにも対応しているので、投資初心者にもおすすめです。

松井証券では、ポイント還元を行っていません。通常時からポイント還元を行っているネット証券が多い中で、松井証券のポイント還元は、キャンペーン実施時のみです。そのため、投資したらポイントを還元してほしいという方には松井証券はおすすめできません。

ただし、松井証券は創業100年以上の歴史を誇る伝統的な証券会社です。歴史が長く安心感のある証券会社を利用したいという方にはおすすめです。

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米国株投資を始めるまでの3つの流れを解説

米国株投資を始めるまでの流れは、「ネット証券で口座開設する」「投資資金を証券口座に入金する」「米国株を選んで購入する」の3ステップです。すでに購入する銘柄や開設する証券口座が決まっていれば、スムーズに投資を開始できます。

米国株投資を始めるのであれば、これから紹介していく流れを参考に米国株を購入していきましょう。

利用したいネット証券で口座開設をする

投資をするには証券口座が必須です。まずは、証券口座を開設しましょう。先ほどおすすめしたネット証券であれば、自宅で簡単に開設できます。また、ネット証券は取引の手数料も安いのでおすすめです。

また、証券口座の開設時には、非課税枠が使えるNISAや積立NISAを同時に申し込めます。NISA口座の開設をお考えの方は、申し込みを忘れないようにしましょう。NISA口座は1人1口座しか開設できません。他の証券会社で口座開設している場合は開設できないことを押さえておきましょう。

途中でNISA口座を別の証券会社に移管することも可能ですが、手間がかかります。初めに口座解説した証券会社を長期間利用していくことになるため、慎重に判断してみてください。

投資資金を証券口座に入金する

口座開設が完了したら、投資資金を証券口座に入金しましょう。証券口座によって入金方法ごとの手数料が異なるため、注意が必要です。

例えば、楽天証券は楽天銀行の他に、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行などの銀行からの振込手数料が無料になります。入金で手数料を支払うのはもったいないので、口座の申し込みと同時に入金手数料がかからない銀行口座も開設しましょう。

また、積立投資はクレジットカード入金でポイント還元される証券会社が多くなっています。クレジットカード積立を検討している方は、事前に対象となるクレジットカードを作成しておきましょう。

投資したい米国株を選んで購入する

入金が完了したら、投資したい米国株を選んで購入しましょう。おすすめは先ほど紹介した銘柄です。配当や経済指標を参考にしながら、投資先を選定しましょう。

銘柄を1つずつ購入するのは難しいという方は、複数の銘柄がセットになった投資信託がおすすめです。1本の投資信託を購入するだけで100銘柄以上に分散されているので、1銘柄ずつ購入するよりも低リスクといえるでしょう。

まとめ

  • 米国株は高配当を実現している銘柄がおすすめ
  • 銘柄選びに困る方は投資信託も1つの選択肢
  • ネット証券は取引手数料が安いのでおすすめ

米国株を選ぶポイントとして、「高配当を実現している」「NYダウ30やナスダック100の組み入れ銘柄である」「指標に連動した投資信託を選ぶ」が挙げられました。

米国株を選ぶ際は、この項目を1つでも満たしている銘柄を選びましょう。個別銘柄の銘柄を難しくて選べないという方は、投資信託も選択肢の1つです。

また米国株の取引をする場合はネット証券がおすすめです。手数料が安く、口座開設も簡単にできます。投資をしようと考えている方は、おすすめネット証券の中から自分にあったものを選んで開設しましょう。

 

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