10年後、20年後に生活資金が足りなくならないように、貯金や株式投資をしようと思っている方は多くいます。
株式投資も上手にできれば、だれでも利益を出せますし生活資金も多くの蓄えられるようになります。
でも、投資で利益を出すのって簡単ではありませんよね。何を買えばいいのかもわかりませんよね。
そこで、この記事では少ない資金から投資をスタートできる「ミニ株」投資についてまとめました。
投資経験が豊富にない場合であっても、参考にできる内容になっていますので一緒に確認していきましょう。
(注)本記事では、ミニ株投資の参考情報は紹介していますが、利益を保証する内容ではないのでご留意ください。
株初心者におすすめのミニ株とは?
引用元:SBI証券より
- 通常取引・・・100株を1単位として取引
- ミニ株・・・最低1株から1単元(100株)未満で取引
ミニ株は、定義自体は明確には定められてはいませんが、一般的に100株未満の株取引を指します。
一株の購入には「最低株式数」が定められています。 ほとんどの企業では100株(1単元)とされていて、1単元未満の株式は「単元未満株」と呼ばれています。
99株のであっても、1株であっても、10株であっても、これらはミニ株に該当することとなります。
なお、証券会社では単元未満株の取引に対応している証券会社とそうでない証券会社があります。ミニ株投資をする際には、単元未満株に対応している証券会社を利用するようにしましょう。
ミニ株のおすすめポイントを解説
「ミニ株」は公式に定義付けはされてはいませんが、本記事では100株(1単元)未満の単位の投資を指しています。
投資者の予算に合わせて1株だけの購入となることもあれば、10株、20株の取引となることも含まれています。
ミニ株投資をおすすめする上で参考になるポイントを3つ紹介していきますので、確認していきましょう。
1:資金不足による機会損失を軽減できる
ミニ株投資をすることで、投資をするチャンスを逃しづらくなります。
ミニ株投資は、通常の投資単位(100株)の少ない金額で取引ができるので、資金不足を理由に「投資見送り」の判断をしづらくなります。
例えば、100株では300,000円かかっていたものの、自身の予算に合わせて10株だけに限定した場合には30,000円で済むことになります。
予算不足も解消されるので、投資をするためのハードルも大きく下がることとなります。
ミニ株投資には、資金的都合による機会損失を軽減することができるという点がポイントとなります。
2:株価の高い銘柄も投資対象にできる
ミニ株投資では、株価が高い銘柄に対しても投資していくことができるのもポイントです。
ミニ株投資では、100株(1単元)をクリアする必要がなくなり、1株だけでも投資をするスタンスになるためです。
例えば、日清食品HD(2897)は100株購入した場合には974,000円(9,740円×100株)が必要となります。
しかし、1株だけとした場合には9,740円のみで投資を始めることができます。
ミニ株投資では、人気のある銘柄で通常は手が届かないようなような高株価の銘柄であっても、1株単位からでも投資対象とできる点が特徴的です。
3:株式投資の練習ができる
ミニ株投資では自身の予算に合わせて少額で運用することができるので、投資の実体験ができます。
本物の自己資金を使って運用するので、意思決定に対する責任を肌で感じることになります。
投資規模も少額に抑えながらの運用となりますが、損失が出た際には自身の資金も減ってしまいます。
世間一般にデモ口座を使った投資体験サイトもあったりしますが、損が出ても自己資金は減らないので取り組みの本気度も違ってきます。
株式投資のスキルを身に着けるのにピッタリなので、ミニ株投資はおすすめです。
ミニ株のメリット
ミニ株投資のメリットを4つに分けて紹介していきます。
ここで紹介する内容は、初めて投資をする上では非常に大切なポイントです。
いきなり大金をつぎ込まずに少額でコツコツと投資に慣れていきましょう。
1:少額投資ができる
ミニ株投資では、少ない資金で投資できるのがメリットです。
通常の投資単位である100株(1単元)分を買わなくても、最低1株から取引をすることができます。
経験が十分にないうちから、100,000円や200,000円を投資につぎ込むよりも3,000円や5,000円だけを投資に回した方が気が楽です。
ミニ株投資では、少額投資ができる点で初心者に優しい投資となっています。
2:分散投資でリスクヘッジできる
ミニ株は、分散投資をするのにも適しています。
1つの銘柄に集中し、まとまった投資をするのではなく、2~3種類に分けた方が損をしづらくなるためです。
例えば、A株式とB株式に分散投資をした場合を例にあげます。
A株では2,000円の損失が出たもののB株では3,000円の利益が出た場合、損失と利益が相殺しあって合計で1,000円の利益となります。
損失は、あとで回復するからいいやと塩漬けにしてもいつまでたっても株価が回復しなくなることもよくあります。
ミニ株投資では、投資単位をより小さくすることで分散して、損失がでるリスクも回避できる点で一定のメリットがあります。
3:配当受け取りができる
ミニ株投資をした場合には、配当金ももらえるようになるのもメリットです。
ミニ株投資であっても、株主であることには変わりはなく、配当金を受け取る権利が発生します。
投資の経験があまりない時期でも、相場変動に踊らされることもなく、中間・期末配当の時期を待っていれば収入が発生することとなります。
ミニ株投資では、自分自身の持分に合わせた配当が平等に与えられているのが魅力となります。
4:スマホでも簡単に取引ができる
ミニ株投資では、スマホからでも簡単に管理することができるのもポイントです。
ミニ株投資では銘柄も多くならないので、スマホの管理画面からでも簡単に全体感を確認できます。
株式投資となると、PCモニタを3つも4つも並べて見なければいけないという先入観があるかもしれません、
しかしながら、近年ではネット証券はスマホへの対応が進んでいてスマホからでも簡単に確認できるようになっています。
ミニ株投資は、スマホから見た場合であっても簡単に含み損益もわかるので管理するのも楽なのでおすすめです。
ミニ株のデメリット
ここでは、ミニ株のデメリットを紹介していきます。ミニ株は便利な反面で、注意するべき点もあります。
場合によってはミニ株だと不便になるケースもあるので一度確認してみてください。
1:証券会社や銘柄が少ない
ミニ株は、証券会社によっては対応していなかったり、銘柄が少ない場合があります。
一部の証券会社が対応していない理由としては、サービスにかけるコストの方が高くなって管理が大変になるためです。
ミニ株にこだわるあまり、選択肢が限られてリサーチに手間取るケースもあるかもしれません。
ミニ株はどの証券会社でも対応しているわけではないという点に注意するようにしてください。
2:リアルタイムでの売買ができない
単元株(100株単位) | 単元未満株(ミニ株) | |
---|---|---|
売買値 | リアルタイム |
※マネックス証券の場合 |
ミニ株投資での売買値は通常の取引きとは異なり、リアルタイムで決まりません。
マネックス証券の場合には、後場の始値と規定されています。
- 当日午前11:30までの注文・・・原則として当日の後場(12:30~15:00)の始値
- 当日午後の注文・・・翌営業日の後場(12:30~15:00)の始値
ミニ株投資をする場合には、相場が変動している時に注文をしても、リアルタイムには売買値は決まりません。
ミニ株投資をする際には、利益を獲得する機会を逃すかもしれない点には注意が必要です。
3:手数料が高い
ミニ株投資をする場合には手数料が高くなる傾向にあります。
株取引の約定代金は0.55%と設定されているものの、最低金額は52円と設定されている証券会社は多くあるためです。
もし、約定代金が1,000円であった場合には手数料52円は5.2%となってしまい、非常に高額なものとなります。
ミニ株投資をする際には単元未満株の手数料が少し高くなってしまう点には注意が必要です。
なお、SBI証券ではS株(単元未満株)でも手数料が完全無料化されたりと条件改良している証券会社もあるのでリサーチに役立ててください。
ミニ株で利益を得るなら中長期取引がおすすめ
ミニ株投資で利益を出すためには、中長期取引(1年~5年程度)をするようにしましょう。
ミニ株取引では、リアルタイムでの売買値で利益を確定できないという点や、手数料が割高になるという点がどうしても避けることができません。
頻繁に取引をしても、手数料がどうしても高くなってしまい非効率的になってしまいます。
そのため、デイトレードのように売買回数を重ねる取引手法は向かないので、1年から5年スパンでの中期長期にわたって株を持つようにしましょう。
中長期の投資スタンスとすることで、利益も急ぐ必要もなければ、手数料がが発生する頻度も少なくなります。
ミニ株投資をする場合には、なるべく中長期にわたって投資するようにしましょう。
ミニ株の中長期取引で知っておきたい銘柄選びのポイント
ミニ株投資をする際には、これから紹介する3つのポイントを参考にしてみてください。
これから紹介する3つのポイントは中長期の投資をする上では外せないポイントとなります。
中長期投資で利益を出していくためにも、ぜひ確認してみてください。
1:将来の実用化が期待できる企業を探す
ミニ株投資をする際には、将来の実用化が期待できる企業を探すようにしてください。
それぞれの企業では成長ストーリーを描いており、中期経営計画を立てています。中長期にわたって計画通りに成長していれば企業価値が多くなり、株価にもプラスの影響が出始めます。
そのような企業では、現時点での株価が割安になっていることが多くあります。
ミニ株投資をする際には、将来のビジョンと一緒に成長できている企業を探すようにしましょう。
ただし、企業によっては倒産などのリスクもあるので、企業情報もしっかり調べてから投資するようにしてください。
2:高配当銘柄・増配当銘柄を選ぶ
ミニ株投資をする際には、高配当銘柄・増配当銘柄を選ぶというのもポイントです。
ミニ株投資では中長期スパンで保有することが前提なので、高配当銘柄や増配が期待できる銘柄を長く持つことで配当金の恩恵も大きくなります。
高配当株を探す際には「配当利回り」を基本として銘柄ごとに比べるようにしてください。
また、増配当株を探す際には企業の「配当率(配当性向)」を数年間にわたって比べるようにしてください。中には30年以上にわたって配当が増加し続けている銘柄もあります。
ミニ株投資では中長期保有が前提となるので、高配当銘柄や増配当銘柄を持てば収入も増えるのでおすすめです。
3:インカムゲインがおすすめ
ミニ株投資をする際には、インカムゲン(配当や株主優待など)による成果を重視するのがおすすめです。
相場変動による値上がりを狙う投資方法も手段の1つではありますが、企業には関係のない外部要因による相場変動が起こったりします。
企業の業績が悪くないのに、相場変動に振り回されるのは精神的にも楽ではありません。
銘柄のインカムゲインは企業の成果(営業利益や最終利益)によって決まるので、企業の成績や成長度が大きく影響します。
ミニ株投資を精神的にも楽に進めていくためにも、インカムゲインことも一緒に検討してみてください。
【参考】インカムゲインとキャピタルゲインの違いについて
インカムゲイン | キャピタルゲイン | |
---|---|---|
定義 | 金融資産の保有で得られる利益 | 金融資産の売却で得られる利益 |
具体例 | 配当金・株主優待 | 株式の売却益 |
インカムゲインとキャピタルゲインの違いについて説明します。
インカムゲインは、金融資産の保有で得られる利益です。具体的には、配当金や株主優待などです。
インカムゲインは、企業の業績や内部事情に影響を受ける特徴があります。
一方で、キャピタルゲインは、金融資産の売却で得られる利益です。
キャピタルゲインは金融資産の売却は相場による影響を受ける特徴があります。
【注意】ミニ株投資では株主優待をもらえない可能性も
ミニ株投資をする際には、株式を100株(1単元)未満で保有することも想定されます。
インカムゲインの1つである株主優待は100株未満では付与されないこともあったりします。
株主優待は企業が独自に設定しているサービスにすぎないので、企業の方針に影響されてしまうのです。
ミニ株投資の銘柄選びをする際には、100株未満でも株主優待がもらえるか否かについても調べるようにしてください。
ミニ株におすすめの銘柄5選
ミニ株投資におすすめの銘柄を5つ紹介していきます。
これらの銘柄は高配当株である銘柄や将来性のある銘柄を中心に選定していきます。
必ず利益が出せるという保証はありませんが、中長期間の保有で利益が期待できるので、ぜひ参考に確認してみてください。
1.ニトリホールディングス(9843)
21年2月期 | 22年2月期 | 23年2月期(予想) | |
---|---|---|---|
連結最終利益 | 92,114百万円 | 96,724百万円 | 104,000百万円 |
年間配当金 | 123.00円 | 140.00円 | 147.00円 |
引用元:2022年2月期決算短信より
家具・インテリア・小売り大手のニトホールディングス(9843)は、ミニ株投資におすすめです。
ニトリホールディングスは、1年前に(株)島忠をグループ子会社にして品揃えを充実させ、プライベートブランド商品の新規開発にも活発な小売り店です。
ニトリホールディングスでは、連結最終利益や年間配当金が増加傾向にあります。23年2月期の予想数値でも増加予測となっており、配当の増加も見込まれます。
ミニ株投資で中長期スパンで保有することでインカムゲインの増大が期待できる銘柄です。
2.花王(4452)
20年12月期 | 21年12月期 | 22年12月期(予想) | |
---|---|---|---|
連結最終利益 | 109,636百万円 | 126,142百万円 | 117,000百万円 |
年間配当金 | 140.00円 | 144.00円 | 148.00円 |
引用元:2021年12月期決算短信より
花王(4452)もミニ株投資におすすめの銘柄です。花王では32期連続でトップクラスの増配しています。
花王は市場では、業績や財務の安定感から「優良株」と位置付けられているうえに、決算短信では2022年12月期も増配をする旨を発表をしています。
今後、コロナ禍の収束に伴い業績の回復や拡大の期待が高まります。花王はインカムゲインの増加が見込まれるので検討してもいい銘柄となります。
3.GMOペイメントゲートウェイ(3769)
20年9月期 | 21年9月期 | 22年9月期(予想) | |
---|---|---|---|
連結最終利益 | 8,818百万円 | 7,624百万円 | 9,860百万円 |
年間配当金 | 52.00円 | 59.00円 | 66.00円 |
引用元:2021年9月期決算短信より
GMOペイントメントゲートウェイ(3769)は、電子商取引業者に対して決済処理サービスを提供している会社です。
GMOペイントメントゲートウェイは、コロナ禍の中でキャッシュレス決済やオンライン課金による事業が拡大してきた経緯があります。
決算短信によれば、22年9月期の最終利益や年間配当金の予想数値は21年9月期の実績値よりも大きくなっています。
今後もリモート環境や新しい技術などは生まれてくるので、ミニ株投資として中長期的に投資するのがおすすめです。
4.マツダ(7261)
21年3月期 | 22年3月期 | 23年3月期(予想) | |
---|---|---|---|
連結最終利益 | 81,557百万円 | -31,651百万円 | 80,000百万円 |
年間配当金 | 0.00円 | 20.00円 | 35.00円 |
引用元:2022年3月期決算短信より
マツダ(7261)は中堅自動車メーカーではありますが、低燃費で動力性能が高いエンジンが強みです。
マツダでは、企業努力によって中期経営計画に掲げる損益分岐点のターニングポイントとなる販売台数を前倒しで達成してきた経緯があります。
2022年3月期の決算短信によれば、23年3月期の業績予想や年間配当は前年比で増加する見込みとなっています。
マツダはミニ株投資をすることで、増配によるインカムゲインの増大も期待することができるので中長期な投資をおすすめの銘柄です。
5.東武鉄道(9001)
21年3月期 | 22年3月期 | 23年3月期(予想) | |
---|---|---|---|
連結最終利益 | 13,453百万円 | -24,965百万円 | 18,000百万円 |
年間配当金 | 20.00円 | 20.00円 | 25.00円 |
引用元:2022年3月期決算短信より
東武鉄道(9001)は関東地方の民間企業で東京スカイツリーを中心に再開発を推進している企業です。
東武鉄道はコロナ禍による生活様式の変化にも柔軟に対応しており、コスト削減や生活ニーズの多様化に応える事業を推進しています。
直近期の業績は低迷してしまいましたが、2023年3月期では予想最終利益や年間配当予想も前年より増加する見込みになっています。
今後は、コロナ禍も沈静化することで客足が戻り、海外からのインバウンドによる業績回復も期待することができます。
ミニ株投資として東武鉄道の株式を保有すれば、インカムゲインの増大が期待できるのでおすすめです。
ミニ株取引におすすめのネット証券5選
ミニ株取引におすすめのネット証券を5つ紹介していきます。
これらのネット証券は、銘柄が豊富にあったり、手軽さに長けていたりする証券会社です。
ネット証券の特徴を詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
1.SBI証券【銘柄が豊富なNo1ネット証券】
ミニ株の名称 | S株 |
---|---|
手数料 | 【S株の場合】買付無料/売却0.55%(最低55円) |
約定 | ・0:00~7:00/9:00約定(当日前場始値) ・7:00~10:30/12:30約定(当日後場始値) ・10:30~13:30/15:00約定(当日後場終値) ・13:30~24:00/翌9:00約定(翌営業日前場始値) |
取引時間 | 24時間いつでも注文可 |
取扱銘柄 | 日本の4,000株以上(米国株の取扱いも有り) |
- 24時間いつでも注文可能
- 買付手数料が無料
- ネット証券大手で取扱い銘柄が多い
SBI証券はネット証券の大手の株式です。
取扱い銘柄数は非常に多くて国内株式だけで4,000銘柄を超えています。
SBI証券を利用してミニ株投資をするときには「S株」を購入するようにしてください。SBI証券であれば24時間いつでも注文することができます。
S株取引をする場合には買付手数料が無料とされています。
SBI証券は、パソコン版もスマホ版でも利用できる環境が揃っているので、ミニ株の経験値を積むのにおすすめです。
SBI証券の公式サイトはこちら
2.LINE証券【リアルタイムに注文・約定】
ミニ株の名称 | いちかぶ |
---|---|
手数料 | 【いちかぶの場合】無料 |
約定 | リアルタイム注文・約定 |
取引時間 | 【日中取引】 ・9:00~11:20 ・11:30~12:20 ・12:30~14:50 【夜間取引】 ・17:00~21:00/翌9:00約定(翌営業日前場始値) |
取扱銘柄 | 国内金融商品取引所に上場している銘柄のうち、LINE証券が指定する銘柄 |
- いちかぶの手数料が無料
- リアルタイム注文・約定に対応しているのはLINE証券だけ
- 証券専用の独立アプリのたちあげ不要(LINEのトーク画面の一部)
LINE証券は、スマホアプリ「LINE」の中で利用できる証券アプリです。
LINE証券でミニ株投資をする場合には、「いちかぶ」コースから株式を購入するようにしてください。
LINE証券は証券専用のアプリを立ち上げる必要もないので、手軽に利用することができます。
LINE証券の特徴としてはいちかぶ取引をした場合でもリアルタイムで注文・約定することができます。
キャンペーンも豊富にあり、株式をプレゼントするといったものもあります。
これからスマホで手軽に投資をしていくのであれば、手軽なLINE証券もおすすめです。
LINE証券の公式サイトはこちら
3.auカブコム証券【Pontaポイントも使える】
ミニ株の名称 | プチ株 |
---|---|
手数料 | 【プチ株の場合】買付・売却共通0.55%(最低52円) |
約定 | ・0:01~10:00/当日後場始値 ・10:01~23:00/翌営業日前場始値 ・23:01~24:00/翌営業日前場始値 ・休日(土日祝祭日)/翌営業日前場始値 |
取引時間 | ・WEB:24時間 ・お客様サポートセンター:8:00~16:00 |
取扱銘柄 | 国内銘柄3,500銘柄以上 |
- Pontaポイントが還元されて、投資もできる
- プレミアム積立コース(プチ株のつみたて)も選べる
- NISA口座でも取引可能
auカブコム証券もミニ株投資をするのにおすすめです。
auカブコム証券では単元未満株を「プチ株」という名称で取り扱っています。取扱い銘柄数は3,500銘柄を超えています。
管理画面のkabuナビを使えば、プチ株対応銘柄検索もできるようになっています。そのか、管理画面からはプチ株取引ランキングも調べることができます。
auカブコム証券では、貯まったPontaポイントは1ポイント1円としてプチ株の購入に充てることができます。
auスマホユーザーやau PAYユーザーであればポイントを投資するのもおすすめです。プチ株のつみたてをする「プレミアム積立」コースも選べます。
auカブコム証券はNISA口座もあるので、中長期運用して利益が出た場合であっても税金を非課税とすることも可能です。
auカブコム証券の公式サイトはこちら
4.マネックス証券【1株専用アプリferciも完備】
ミニ株の名称 | ワン株 |
---|---|
手数料 | 【ワン株の場合】買付無料/売却0.55%(最低52円) |
約定 | ・0:00~11:30/当日後場始値 ・17:00~24:00/翌営業日前場始値 ・11:30~17:00/注文不可 |
取引時間 | 24時間 ※以下時間はシステムメンテナンスにより受付停止 ・2:00~5:00 ・11:30~17:00 |
取扱銘柄 | 日本の上場株式のほとんどが取扱い可 |
- ワン株取引専用アプリ「ferci」が用意されている
- 買付手数料が無料になっている
- NISAやジュニアNISAでも対応可
マネックス証券もミニ株投資をするのにおすすめです。マネックス証券は単元未満株は「ワン株」という呼び方となっています。
マネックス証券では、ferci(フェルシー)という1株から始めるのにおすすめのアプリも用意されているのが特徴です。
ferciは投資SNSと1株からの投資機能が1つになっているので、投資家からアイデアを学んだり、一緒に勉強をしながら経験を積んでいくことが可能です。
マネックス証券はワン株の取引をする際には買付手数料が無料となるのでおすすめです。
NISAやジュニアNISAもあるので、少額から始めて長期的に運用しても利益を非課税とすることも可能です。
マネックス証券の公式サイトはこちら
5.岡三オンライン証券【岡三専用ツールが便利】
ミニ株の名称 | 単元未満株(特別な呼び方なし) |
---|---|
手数料 | Web上の手数料 ・0~20,000円:220円 ・20,001~30,000円:330円 ・30,001~100,000円:660円 |
約定 | ・16:15~21:00/翌営業日前場始値 ・21:00~0:00/翌営業日後場始値 ・0:00~10:30/当日後場始値 土日祝日は翌営業日後場の始値 |
取引時間 | 24時間 |
取扱銘柄 | 東証・名証・福証(売りのみ)・札証(売りのみ)の上場銘柄及びETF |
- 取り扱い銘柄が豊富にある
- 岡三オンライン株取引ツールが便利
- スマホアプリも完備
岡三オンライン証券でも単元未満株の取扱いがあります。
岡三オンライン証券では単元未満株式の取り扱い銘柄が豊富にあり、東証・名証・福証・札証の上場銘柄及びETFがあります。(福証・札証は売りのみ)
有名上場銘柄やETFは長期的に1株ずつ買い足していき、1単元(100株)にしていくことで長期投資による利益も期待できます。
岡三オンラインでは専用の株取引ツールがあり、初心者中級車向けに「岡三ネットトレーダーライト」「岡三ネットトレーダーWEB2」「岡三かんたん注文」があり使いやすいツールを選べます。
スマホアプリとして「岡三カブスマホ」もあるので、スマホを利用する頻度が多い場合であってもミニ株投資ができるようになっています。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
簡単5ステップ!ミニ株の始め方を解説
- ミニ株の取引ができる証券会社を選ぶ
- 口座を開設する
- 口座に入金する
- 取引する銘柄を選ぶ
- 取引を開始する
ミニ株取引の始め方を5つのステップに分けて紹介していきます。
それぞれ自体はそれほど難しくないので、必要に応じて確認するようにしてみてください。
登録をする際には、マイナンバーカード(通知カード)と本人確認書類(運転免許証)を用意しておいてください。
ミニ株の取引ができる証券会社を選ぶ
- SBI証券
- LINE証券
- auカブコム証券
- マネックス証券
- 岡三オンライン証券
- CONNECT
- SMBC日興証券
- 野村証券
ミニ株投資をする際には、単元未満株の取り扱いがある証券会社を選ぶようにしましょう。
ミニ株投資ができるのは、本記事で上げた証券会社以外にもCONNECTやSMBC日興証券、野村証券などもあります。
特徴を比較してみて、自身が使いやすいネット証券を利用するようにしてください。
口座を開設する(SBI証券を例に紹介)
はじめに、SBI証券のWEBサイトにある「口座開設はこちら」というボタンをクリックします。
次に、自身のメールアドレスを入力しましょう。キャリアメールでもフリーメールでも利用可能です。
その後、以下順番で登録手続をすすめます。
- メールアドレスに届いたメールの認証コードをWEBサイトに入力する
- 住所等の基礎情報を入力する
- 各種規約に確認して同意する。
- 口座開設方法を「ネットで口座開設」か「郵送で口座開設」のどちらかから選ぶ
「ネットで口座開設」には、本人確認書類とマイナンバーカードを写真で撮影してスマホから提出する必要があります。
「郵送で口座開設」の場合には、自宅に開設書類が届くので、本人確認書類やマイナンバーカード等のコピーを同封して返送することになります。
口座に入金する(SBI証券を例に紹介)
口座に資金を入金する際には、管理画面の「入金」ボタンをクリックしましょう。
入金する方法には「即時入金」「リアルタイム入金」があります。
「銀行振込入金」や「振替入金(ゆうちょ銀行)」の方法を選ぶこともできます。
振込が完了したあと、口座情報の「買付余力」に反映されていれば入金は完了です。
取引する銘柄を選ぶ(SBI証券を例に紹介)
SBI証券でミニカ投資(S株)の銘柄を選ぶ際には、管理画面の「取引」をクリックして、「単元未満株」をクリックしてください。
取引の区分で「現物買」をクリックして4桁の銘柄コードを入力しましょう。ニトリホールディングスの場合には9843です。
株数は1と入力をしてください。資金余力に応じて2株でも10株でも問題ありません。
取引を開始する(SBI証券を例に紹介)
株式は口座管理の画面にある「口座」で確認することができます。
口座画面では保有株式の残高や評価損益が明示されています。
単元未満株式を売却する際には、管理画面から「取引」をクリックして「単元未満株」を選択してください。
注文入力の画面では「現物売」をクリックし、銘柄コードを入力した後に売却するようを入力してください。1株を売る場合には1となります。
まとめ
- ミニ株の紹介とミニ株投資初心者におすすめな理由を説明しました。
- ミニ株で稼ぐなら「中長期取引」がおすすめである旨を説明しました。
- ミニ株の中長期取引を前提とした銘柄選びのポイントを紹介しました。
- ミニ株におすすめの銘柄5選を紹介しました。
- ミニ株取引におすすめのネット証券を5つ紹介しました。
1点目として、ミニ株投資は少額なので、投資する機会を逃さずに済むという点が最大のポイントです。
2点目として、ミニ株投資で稼ぐのであれば手数料を抑えながら1年~5年の中長期的スパンで運用するのがおすすめと説明しました。
3点目として、ミニ株の中長期取引を前提とした銘柄選びのポイントを紹介しました。中長期が前提なので「将来の成長性」「高配当・増配当」がポイントです。
4点目として、ミニ株投資をする上でのおすすめの銘柄を5つ紹介しました。成長性やインカムゲインに優れた銘柄です。
5点目として、ミニ株取引におすすめのネット証券を5つ紹介しました。単元未満株でミニ株取引でも始めやすいものを選定しました。
一般NISAは最大5年間、一般NISA口座で年間120万円の範囲内で購入した金融商品から得た利益に税金がかからない制度です。非課税期間が終了した後は、保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移すことも可能です。一般NISAで取引できる金融[…]
「iDeCo(イデコ)を始めたいけどどこの金融機関で始めたらいいか知りたい」「iDeCoのおすすめ商品は?」「おすすめの証券会社を教えてほしい」最近では、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」老後に備えた資産形成として注[…]
ポイント投資は自己資金を使わずに、銘柄の購入代金に充てられるので非常に便利な投資方法です。しかも、損がでてしまった場合でも自分自身の現金が減るわけではないのでメリットもたくさんあります。でも、ポイント投資には注意しなければな[…]
自分自身の金融資産を増やしていくためには、貯金だけではなく投資をするのもおすすめです。投資を長期的なスパンで低リスクで運用できれば、うまく資産形成をしていくことができます。けれど、投資方法だけでなく、銘柄や証券口座選びなど、[…]
「投資をしたいけど、どんな投資商品を選べばいいかわからない…。」「初心者にはインデックスファンドがおすすめと聞くけどどんな商品か知りたい。」インデックスファンドは人気の商品ですが、投資初心者の方やこれから投資を始めようとしている[…]
積立NISAは、年間40万円までを最大20年にわたって非課税で運用できる優遇制度です。しかし「どの銘柄を選べばいいかわからない」「証券口座の違いがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。株式投資の利益には20%の税金がかかります[…]
今回の記事では、信用取引に発生する手数料の内訳や信用取引で証券会社を選ぶポイントについてと併せて解説していきます。投資をしている方の中には、信用取引に発生する手数料や信用取引で証券会社を選ぶ際のポイントを知りたいと方もいるのではない[…]
投資信託とは資産運用のプロであるファンドマネージャーが、集まった資金を元にして株式や債券などで代わりに運用してくれる金融商品のことです。投資信託は1商品に複数の資産が含まれているため、投資信託を購入するだけで分散投資ができます。株式[…]
株式投資とは、自分の資金を企業に投資してその代わりに配当金や株主優待を受け取ることを指します。しかし株式投資の初心者の中には「どの企業の株を購入すればいいかわからない」「おすすめの証券会社を知りたい」という方もいらっしゃるでしょう。[…]