NISA(ニーサ)で投資するのにおすすめの銘柄10選&証券口座5選

  • 2022年8月29日
  • 2022年12月11日
  • 証券

一般NISAは最大5年間、一般NISA口座で年間120万円の範囲内で購入した金融商品から得た利益に税金がかからない制度です。非課税期間が終了した後は、保有している金融商品を翌年の非課税投資枠に移すことも可能です。一般NISAで取引できる金融商品には株式や投信、ETFなどがあります。

しかし「NISAでどの銘柄に投資したらよいかわからない」「どの証券口座で始めたらよいかわからない」という人もいらっしゃるでしょう。そこで本記事では、NISAで投資するのにおすすめの銘柄10選と証券口座5選を紹介していきます。

これからNISAで投資を始める方は参考にしてみてください。

NISAの投資先を選ぶ際に注目したい3つのポイント

投資初心者がNISAを始める場合、投資先はまず分散投資が簡単にできる投資信託がおすすめです。投資信託は大きくインデックスファンドとアクティブファンドの2種類に分かれますが、最初はインデックスファンドを選択しましょう。

また買付や管理にかかる手数料は少ない方が良いので、手数料についても注目してみてください。以下ではNISAの投資先を選ぶ際に注目したい3つのポイントについて具体的に解説していきます。これからNISAを始める方は参考にしてみてください。

1.投資初心者の場合は分散投資が簡単にできる投資信託がおすすめ

NISAで買付できる金融商品は株式投資信託、国内・海外上場株式、国内・海外ETF、ETN(上場投資証券)、国内・海外REIT、新株予約権付社債(ワラント債)です。これらの商品を一般NISA口座で保有すれば、以後5年間は売却益、配当金、普通分配金等にかかる税金が非課税になります。

投資初心者の方は、この中でも投資信託をおすすめします。投資信託とは資産運用のプロであるファンドマネージャーが、集まった資金を元にして株式や債券などで代わりに運用してくれる金融商品のことです。

投資信託は1商品に複数の資産が含まれているため、投資信託を購入するだけで分散投資ができます。株式や債券などの銘柄選定を全て専門家に一任できるため、投資初心者の方におすすめの金融商品です。

2.投資信託はインデックスファンドを選ぶのがおすすめ

ファンドの種類特徴
インデックスファンドコストが低い上、運用状況を把握しやすい
アクティブファンド市場の平均以上の成果が期待でき、ラインナップも豊富

投資信託はインデックスファンド・アクティブファンドの2種類に分かれており、両者の違いは運用方針です。

インデックスファンドは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などのインデックス(指標)に連動するものです。市場の平均的な収益を得ることを目的としています。

アクティブファンドは投資信託を管理するファンドマネージャーが、調査や予測などを元に投資先を選んで投資していきます。平均的な指標よりも大きな運用成績を目指します。

どちらがいいのかは好みにもよりますが、NISAで積み立てるなら安定して平均的な利回りを得られる可能性が高いインデックスファンドがおすすめです。

3.手数料が安い商品を選ぶのがおすすめ

投資銘柄を購入するには、各種手数料がかかります。投資信託の手数料は投資家が直接支払うものと、間接的に負担するものの2種類があります。

さらに細かく分けると、投資家が直接的に負担する手数料は、販売手数料と信託財産留保額の2つです。間接的に負担する手数料には、信託報酬があります。

投資信託で手元により多くのお金を残すためには、手数料や税金を安く抑えるかが重要なポイントです。

NISAでおすすめな投資先10選

NISAを始める際に「どの投資先を選んだらいいか?」と悩む方もいらっしゃるかもしれません。

そこでNISAで投資するのにおすすめな投資先を10銘柄ご紹介します。簡単に分散投資ができる投資信託銘柄のほか、一部個別株のおすすめも入れています。

1.eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【これ1本で約50ヶ国に国際分散投資】

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
運用会社三菱UFJ国際投信株式会社
種類全世界株式
連動指標MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
(配当込み、円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.1144%以内(年率・税込)
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)652,951百万円
主な取り扱い証券会社
  • LINE証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の特徴
  • これ1本で世界中の約50ヶ国に国際分散投資できる
  • 長期の資産形成にも嬉しい低コスト
  • 100円以上1円単位で購入可能

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は新興国を含め世界中の株式に投資できるインデックスファンドです。

全世界の約50ヶ国の株式が対象になっており、投資先が分散されるのでリスクヘッジができます。

配分は以下のように、米国株式が60%近くを占めています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)配分

引用元:岡三オンライン

運用手数料が0.1%程度と安く、長期運用するのに適したインデックスファンドです。

発売されてから現在まで配当金を出していませんが、その代わりに複利効果を活用することができます。さらに2021年の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」で第1位を獲得するなど、多くの個人投資家に支持されている商品です。

2.SBI・V・S&P500インデックス・ファンド【信託報酬が最安クラスのS&P500銘柄】

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
運用会社SBIアセットマネジメント株式会社
種類国際株式・北米
連動指標S&P500指数(円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.0938%程度(年率・税込)
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)661,306百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの特徴
  • S&P500指数に連動している
  • 為替ヘッジを行わない
  • 手数料が安い

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは米国株式市場の値動き(S&P500指数)に連動しています

S&P500はアメリカ企業の上位500社を参照した株価指数のことで、この指数に連動したインデックスファンドは人気が高いです。

S&P500指数は長期的に見ても右肩上がりに上昇しており、上でご紹介した全世界株式と並んで定番の投資信託銘柄となっています。

また同ファンドでは為替ヘッジを行いません。そのため円安になった際には為替差益を得ることも可能です。

さらにSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは買付手数料・信託財産留保額・解約手数料が全て無料となっており、信託報酬もSBI証券で取り扱っている投資信託の中で最安手数料となります。

3.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)【業界最低水準の運用コストで米国の大型株に投資】

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
運用会社三菱UFJ国際投信株式会社
種類国際株式・北米
連動指標S&P500指数(円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.0968%以内(年率・税込)
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)1,453,330百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • LINE証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の特徴
  • S&P500指数と連動
  • 業界最低水準の運用コストを実現
  • 最低金額100円から投資が可能

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)も、米国株式市場の値動きであるS&P500指数と連動しているファンドです。同ファンドに投資することで、米国の経済成長を味方につけられます。

またeMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指し続けています。長期目線の運用に嬉しい低コストを実現しており、S&P500指数と連動している当ファンドの運用を通じ、米国の大型株に投資できます。

最低金額100円から米国の主要な大型株に分散投資できるため、初心者投資家でも比較的安全に投資を始めることが可能です。

上のSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは楽天証券で取り扱いがないので、楽天証券でS&P500に連動したインデックスファンドに投資するなら特におすすめです。

4.楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))【米国の約4,000銘柄に投資できる】

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
運用会社楽天投信投資顧問
種類国際株式・北米
連動指標CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.162%程度
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)679,132百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • auカブコム証券
楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴
  • 米国株を幅広くカバー
  • 信託報酬が安い
  • iDeCoや、つみたてNISAにも対応

楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国のほぼ全ての企業に投資が可能です。

S&P500で取り扱っているのは米国の主要な500銘柄ですが、当ファンドの投資先であるCRSP USトータル・マーケット・インデックスは約4,000銘柄と幅広く対応しています。

また同ファンドの信託報酬は0.162%程度であり、楽天証券の中でも2番目に安い手数料です。信託報酬の安さでも投資家から人気を集めています。

米国株式にまんべんなく投資するならおすすめの投資信託です。

5.eMAXIS Slim新興国株式インデックス【新興国へ応援投資】

eMAXIS Slim新興国株式インデックス

eMAXIS Slim新興国株式インデックス
運用会社三菱UFJ国際投信
種類新興国株式(広域)
連動指標MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.187%以内
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)90,163百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • SMBC日興証券
eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴
  • 新興国株式市場に上場する約1,300銘柄に分散投資
  • 先進国に投資する投資信託と併せて購入することでリスクが抑えられる
  • 新興国を応援できる

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、新興国株式市場に上場する約1,300銘柄に分散投資できる投資信託です。

発展途上の地域を青田買いしているので、これからの経済成長も期待できます。新興国を応援できるというのもメリットのひとつでしょう。

配分の比率は以下のようになっており、アジア・インドが多くなっています。

eMAXIS Slim新興国株式インデックス配分

引用元:日本経済新聞

また先進国に投資する投資信託と併せて購入し、投資のバランスを取ることも可能です。米国株関連投資信託など分散投資しておくとリスクを抑えることにもつながります。

信託報酬含む管理費用が0.187%以内というのも嬉しいポイントです。

6.ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド【約20ヶ国の先進国の株式に分散投資】

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社ニッセイアセットマネジメント
種類全世界株式(日本除く)
連動指標MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)
信託報酬(管理費用)0.1023%以内
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)424,308百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの特徴
  • 約20ヶ国の先進国の株式に分散投資
  • 低コストにこだわり、過去3回にわたり信託報酬の引き下げを実施
  • 受賞歴多数

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、1本で20ヶ国を超える先進国の株式に分散投資できます

配分比率は下のようになっており、米国が70%以上を占めています。

ニッセイ外国株式インデックスファンド配分

引用元:日本経済新聞

当シリーズでは投資家が負担するコストにも徹底的にこだわっており、過去3回にわたり信託報酬の引き下げも行っています。

また「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で2014年から2016年まで連続1位を受賞しており、投資家たちからの人気の高さもうかがえるのも魅力のひとつです。

7.eMAXIS Slim 国内リートインデックス【人気の高いeMAXIS Slimシリーズの国内リートインデックス】

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

eMAXIS Slim 国内リートインデックス
運用会社三菱UFJ国際投信
連動指標東証REIT指数(配当込み)
信託報酬(管理費用)0.187%以内
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)11,069百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
eMAXIS Slim 国内リートインデックスの特徴
  • 東証REIT指数と連動しているファンド
  • eMAXIS Slimシリーズの国内リートインデックス
  • 将来の信託報酬引き下げにも期待できる

eMAXIS Slim 国内リートインデックスは東証REIT指数と連動しているファンドです。

リート(REIT)とは「不動産投資信託」とも呼ばれ、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する金融商品です。

同ファンドは人気の高いeMAXIS Slimシリーズの国内REITインデックス版です。国内の不動産に分散投資したい方は購入を検討してみてください。

8.eMAXIS Slim先進国リートインデックス【海外のREITに投資したい方に】

eMAXIS Slim先進国リートインデックス

eMAXIS Slim先進国リートインデックス
運用会社三菱UFJ国際投信
連動指標国際REIT(日本除く)
信託報酬(管理費用)0.22%以内
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)19,912百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
eMAXIS Slim先進国リートインデックスの特徴
  • 先進国のREITに対して投資が可能
  • 為替ヘッジを行わない
  • 人気の高いeMAXIS Slimシリーズ

eMAXIS Slim先進国リートインデックスは、日本を除く先進国の金融商品取引所に上場している不動産投資証券に対して投資を行うファンドです。

国別の配分は以下のようになっており、75%以上が米国となっています。

eMAXIS-Slim先進国リートインデックス配分

引用元:岡三オンライン

上でご紹介したeMAXIS Slim 国内リートインデックスとは、投資したい市場が日本なのか先進国なのかで使い分けることになります。

REITは今注目の投資先でもあるので、先進国のREITに投資したいと考える方にはおすすめのファンドです。

9.eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)【日経平均株価と連動する投資信託】

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
運用会社三菱UFJ国際投信
種類国内大型グロース
連動指標日経平均トータルリターン・インデックス
信託報酬(管理費用)0.154%以内
買付手数料無料
純資産額(2022年8月時点)21,503百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の特徴
  • 日経平均株価に連動
  • 低コストで運用可能
  • 投資初心者にも値動きが分かりやすい

eMAXIS Slim国内株式(日経平均)は、日経平均株価に連動したインデックスファンドです。

日経平均株価は別名「日経225」とも呼ばれており、その名の通り日本国内の代表的な225社を参照した株価指標となります。

そのため日本の主要企業に分散投資したい人におすすめの銘柄です。

ちなみにTOPIX(東証株価指数)という株価指標もありますが、日経平均株価の225社と違い、こちらは東証一部に上場する全ての企業を参照しています。

10.eMAXIS Slim 先進国債券インデックス【短期のリスクヘッジにおすすめ】

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
運用会社三菱UFJ国際投信</td
種類国際債券(日本除く)
連動指標FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)
信託報酬(管理費用)0.154%以内
買付手数料無料
NISA/積立NISAの対応NISA:対応
積立NISA:非対応
純資産額(2022年8月時点)52,498百万円
主な取り扱い証券会社
  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの特徴
  • ドル建てやユーロ建ての債券を中心とした先進国債券に投資している
  • 短期のリスクヘッジ向けの金融商品
  • 信託報酬は業界内でも最低水準

eMAXIS Slim 先進国債券インデックスでは、ドル建てやユーロ建ての債券を主に取り扱っている先進国債券に投資するインデックスファンドです。

債券とは国・地方公共団体・企業などが資金調達のためにお金を借りる際に発行されるもので、借用証書のような扱いです。債権は満期が設定されており、借りた団体が破綻・倒産などしない限り満期になれば元本+利子が戻ってきます。

債権を株式と比べたとき、債権のほうが値動きが小さい傾向にあるため、資産運用のリスクヘッジのために用いられることが多いです。

引用元:日本経済新聞

eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは文字通り先進国の債権を対象としており、国別の構成は上のように約半分がアメリカで占められています。

このインデックスファンドは信託報酬の低さで、0.154%以内は業界内でも最低水準です。その他に信託財産留保額や購入時の手数料もかかりません。

NISAを始めるのにおすすめな証券口座5選

NISAを始めるのなら、証券口座選びも重要です。しかし「どの証券会社で口座開設したらよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで以下では、NISAを始めるのにおすすめな証券会社を紹介していきます。特にネット証券は手数料が安い場合が多く、おすすめできます。大手の証券会社がネット証券のサービスを提供していることもあるので、よく知っている会社を選びたい方はそちらも注目してみてください。

1.SBI証券【業界内トップクラスの口座数と銘柄数】

SBI証券

SBI証券
投資信託2,709本
個別株日本株:対応
海外株:対応
不動産投資信託(REIT)対応
ETF対応
ポイント還元Tポイント・Pontaポイント・dポイント
ポイント還元率1.1%
SBI証券の特徴
  • 業界トップクラスの口座数と銘柄数
  • 外国株の取り扱いが豊富
  • Tポイントが貯められる

SBI証券は、業界内トップクラスの口座数や銘柄数を誇るネット証券です。証券口座開設数840万を超えるなど、人気の高さをうかがえます。

外国株の種類も豊富で、米国・中国・韓国・ロシア・インドネシア・ベトナム・シンガポール・タイ・マレーシアと9カ国の外国株を取り扱っています。さらに取引手数料も低い水準を誇っています。

また株式投資や投資信託の保有額に応じてTポイントが貯まるのも嬉しいポイントです。貯めたTポイントは、投資信託の買付にも利用可能です。

三井住友カードナンバーレス・ゴールドナンバーレスを使って投資信託の積立を行うと、ナンバーレスは購入代金の0.5%、ゴールドナンバーレスでは購入代金の1.0%が還元されるのでさらにお得になります。

SBI証券は三井住友カードのナンバーレスを持っている人・これから作る人に特におすすめです。

口座開設はこちら

2.楽天証券【楽天ポイントで投資できる】

楽天証券

楽天証券
投資信託2,662本
個別株日本株:対応
海外株:対応
不動産投資信託(REIT)対応
ETF対応
ポイント還元楽天ポイント
ポイント還元率0.2%
楽天証券の特徴
  • 手数料0円のコースがある
  • 楽天経済圏での利用でさらにお得
  • 楽天ポイントでの投資も可能

楽天証券はSBI証券と並んで、安い手数料や多くのキャンペーンで人気のネット証券です。同社では手数料0円から始められるコースもあります。

また信用取引手数料が0円なのもメリットのひとつです。さらにかかった手数料はポイントバックされます。

楽天証券は「楽天経済圏」という言葉もあるように、楽天銀行や楽天カードとの連携でお得になるのが特徴です。系列のサービスを連携させると、金利が優遇されるのみならず、便利な自動入出金機能も設定できます。

楽天ポイントを投資に使うこともできるので、気軽に投資が始められます。現金での投資に抵抗がある方には特におすすめです。

口座開設はこちら

3.auカブコム証券【高性能で使い勝手の良い取引ツールが充実】

auカブコム証券

auカブコム証券
投資信託1,581本
個別株日本株:対応
海外株:対応
不動産投資信託(REIT)対応
ETF対応
ポイント還元Pontaポイント
ポイント還元率最大5%
auカブコム証券の特徴
  • Pontaポイントが貯まる
  • 高性能で使い勝手の良い取引ツールが充実
  • カブヨムで勉強しながら投資も可能

auカブコム証券は取引手数料が安いため、コストを抑えた取引ができます。またプチ株なら1株から取引を始められます。投資信託の購入にPontaポイントを使用でき、ポイントを貯めることも可能です。

さらに高性能で使い勝手の良い取引ツールが充実しているのも魅力のひとつでしょう。電話相談やAIチャット、アナリストによる解説動画などサポート体制が充実しています。

「カブヨム」という企業やマーケットの情報、レポートなどを見ながら、気になる投資先があればそのまま投資できるサービスもあります。情報メディアと取引機能が一体化しているため、利便性の高さがうかがえます。投資の勉強にも効果的です。

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4.マネックス証券【単元未満株の売買手数料が0円】

マネックス証券
投資信託1,263本
個別株日本株:対応
海外株:対応
不動産投資信託(REIT)対応
ETF対応
ポイント還元マネックスポイント
ポイント還元率1.1%
マネックス証券の特徴
  • 単元未満株の売買手数料が0円
  • 米国株と中国株の銘柄数も豊富
  • IPOの取扱数もトップクラス

マネックス証券の特徴のひとつとして、単元未満株の売買手数料の安さが挙げられます。

単元未満株の買付時の手数料は0円に引き下げられており、売買コスト競争に関しては頭一つ抜け出した存在なのです。

さらに米国株と中国株の銘柄数も豊富で、取扱銘柄数はどちらも業界トップクラスを誇ります。米国株は買付時の為替手数料が無料なうえ、中国株の売買手数料も低水準です。そのため海外株の買付時にも売買コストを抑えることができます。

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5.松井証券【創業100年を超える老舗の証券会社】

松井証券
投資信託1.624本
個別株日本株:対応
海外株:対応
不動産投資信託(REIT)対応
ETF対応
ポイント還元松井証券ポイント
ポイント還元率最大0.85%
松井証券の特徴
  • 創業100年を超える老舗の証券会社
  • 日本で初めてインターネット取引を開始している
  • 約定代金の合計が50万円以下なら、1日に何度取引しても取引手数料が無料

松井証券は、創業100年を超える老舗の証券会社です。日本で初めてインターネット取引を開始したのがこの松井証券です。

同社は取引手数料にボックスレート制を導入しており、1日の売り買いの約定代金の合計で手数料が決まります。約定代金の合計が50万円以下の場合、1日に何度取引しても取引手数料は無料です。

そのため少しの金額から取引を始めたいという方や、株主優待を狙って手数料なしで買付したいという方には最適の手数料体系といえます。

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証券口座を開設してNISAを始めるまでの3つの流れを解説

NISAで投資を始めるには流れに沿ってミスなく始めることが必要です。しかし「NISAを始めるまでの流れがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで以下では、証券口座を開設してNISAを始めるまでの3つの流れを解説していきます。これからNISAを始める人は本項を参考にしてみてください。

1.利用したい証券口座を開設する

まずは証券口座がないと始まりません。利用したい証券会社を選び、証券口座を開設しましょう。

なお口座開設の際には提出書類が必要となります。具体的には免許証や保険証といった本人確認書類と、証券会社によってはマイナンバーが確認できる書類が必要です。

ちなみにネット証券なら、ご自宅から簡単に証券口座を開設できます。審査に通れば、NISAを始めてみましょう。

2.NISAで投資したい金融商品の銘柄を選ぶ

口座が開設できたら、次に積立したい銘柄を選択します。NISAは投資信託以外にも日本株・米国株など幅広い商品を選ぶことが可能です。

投資信託ならインデックスファンドであるかどうか、手数料は安いかなどのポイントに注目して商品を選んでみてください。

また運用会社や連動指標、管理費用、純資産額などの情報も重要です。もし迷った時は本記事で紹介した銘柄をおすすめします。

3.金融商品を購入する

最後に金融商品を購入します。NISAは年間120万円が最大枠となっているため、計画的に投資金額を設定してみてください。

一括投資も可能ですが、リスクを最大限抑えたい方は毎月一定額投資すること(ドル・コスト平均法)をおすすめします。

もちろんNISAは投資なので、元本の保証はありません。投資は無理なく捻出できる余剰資金の範囲内で行いましょう。積立額は後から変更することもできるので、まずは少額から始めてみることをおすすめします。

まとめ

  • 投資初心者には分散投資が簡単にできる投資信託がおすすめ
  • 投資信託の中でもインデックスファンドを選べば安定した利回りが期待できる
  • なるべく手数料が安い商品を選ぶことが重要
  • NISAを始めるなら証券口座選びもポイントになる

投資初心者がNISAを始める場合、投資先はまず分散投資が簡単にできる投資信託がおすすめです。投資信託は大きくインデックスファンドとアクティブファンドの2種類に分かれますが、最初はインデックスファンドを選びしましょう。

また買付や管理にかかる手数料は少ない方が良いので、手数料についても注目してみてください。

NISAを始めるのなら、証券口座選びも重要となります。もしNISAで投資する金融商品の銘柄に迷ったら、本記事で紹介した銘柄の購入も検討してみてください。

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