リップル(XRP)は送金の速さと安さに特化している仮想通貨です。人気も高いだけあって数多くの仮想通貨取引所にて取り扱いされています。
ですが、リップルを板取引できる仮想通貨取引所はそこまで多いわけではありません。
板取引は仮想通貨を運用していくうえで必須となっていくので、リップルをこれから購入していきたいと考えているなら、リップルの板取引ができる仮想通貨取引所を選びましょう。
そこで、本記事ではリップルの板取引ができるおすすめの仮想通貨取引所を5つ紹介していきます。ぜひとも参考にして、自分に合った取引所を見つけてください。
リップル(XRP)は送金の速さと安さに特化した仮想通貨
リップル(XRP)は送金の速さと安さに特化した仮想通貨です。
仮想通貨の送金には手数料がかかり、送金にかかる時間も通貨によってさまざまです。
ですが、リップルなら他の通貨よりも手数料が安く、送金が反映されるのも速いため安心して運用ができます。
また、時価総額も常に上位に位置している人気の通貨で、他にはない特徴を持っていることから、将来性にも十分期待できます。
「ビットコイン以外にも仮想通貨の運用をしたい」と考えている初心者の方は、ぜひともリップルの運用を考えてみてはいかがでしょうか。
リップル(XRP)の取引所を選ぶ際のポイント
リップル(XRP)の取引所を選ぶ際は上記のポイントを確認しておきましょう。
リップルは人気の銘柄というだけあって、ほとんどの仮想通貨取引所で購入できます。
ですが、取引所によってさまざま特徴があり、リップルの取引に向いているかは大きく変わってきます。
それぞれのポイントをしっかりと確認して、自分に合った取引所を選びましょう。
取引所(板取引)が利用できるか確認する
まずは取引所(板取引)が利用できるか確認しましょう。
前述したように、リップルは数多くの仮想通貨取引所が取り扱っています。ですが、リップルの板取引ができる仮想通貨取引所は限られています。
仮想通貨取引所では、シンプルな売買ができる「販売所形式」と、板取引ができる「取引所形式」の2つの方法があり、販売所形式だとスプレッドが広いため、始めたての初心者でない限りはおすすめできません。
そのため、本格的にリップルで仮想通貨取引をするなら、リップルの板取引ができる仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。
後ほど紹介する「リップル(XRP)の板取引ができる取引所5選」ではリップルの板取引ができる仮想通貨取引所のみを紹介しているので、ぜひとも参考にしてください。
各種手数料を確認する
リップルの運用をするうえで必要となる各種手数料は、取引所によって大きく異なります。
出金・入金手数料が無料の取引所や、送金手数料が無料の取引所などさまざまです。
頻繁に入出金をする場合は出金・入金手数料が無料の取引所を選ぶと出費を抑えられますし、別の取引所へ送金することが多い場合は送金手数料が無料の取引所を選ぶと良いです。
また、入出金をあまりせずに、1つの取引所でのみ長期で運用するなら、取引手数料が安い取引所を選ぶことをおすすめします。
このように人によって重要となる手数料は変化するので、自分にとってどの取引所が手数料による無駄な出費を抑えられるのか考えつつ選びましょう。
リップル以外の銘柄を確認する
リップル以外の銘柄を確認するのも大事です。
現状ではリップルやビットコイン以外の通貨に興味がなかったとしても、仮想通貨取引を今後も続けていけば、さらに気になる通貨が出てくることは間違いありません。
そんなときのためにも、リップル以外の銘柄が豊富な取引所を選んでおくことをおすすめします。
ただし、取引所によって、人気の通貨ばかりを取り扱っていたり、知名度の低い「草コイン」を取り扱っていたりとさまざまです。
人気の通貨はすでに注目されているため、一気に価格が上がる期待は薄いですが、草コインは一気に価格が上昇することも少なくありません。
反対に人気の通貨は価格が安定しやすいですが、草コインは一気に価格が減少する可能性も。
そのため、安定して運用したいなら人気の通貨を多く取り扱っている取引所を、一獲千金を狙いたいなら草コインを多く取り扱っている取引所を選ぶと良いですよ。
リップル(XRP)の板取引ができる取引所5選
ここからはリップル(XRP)の板取引ができる取引所を5つ紹介していきます。
それぞれ手数料や取扱銘柄なども紹介しているので、ぜひとも参考にしていただき、自分に合った取引所を選びましょう。
bitFlyer
bitFlyer | |
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板取引ができる仮想通貨数 | 6通貨 XRP/ETH/BTC/BCH/XLM/MONA |
販売所の仮想通貨数 | 17通貨 XRP/ETH/BTC/BCH/XLM/MONA/MKR/XYM/LINK/DOT/XTZ/BAT/XEM/ETC/LTC/LSK/MATIC |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:0.01~0.2% |
入金手数料 | 330円(住信SBIネット銀行からは無料) |
出金手数料 | 220円~770円 |
リップル(XRP)の送金手数料 | 無料 |
bitFlyerはビットコインの取引量で6年連続1位に輝いている仮想通貨取引所です。
ビットコインの取引量が多いということは、それだけ多くの利用者がいて取引がしやすいということになります。
つまりリップルを取引するうえでも、取引量が多く狭いスプレッドでの取引を期待できます。
板取引ができる仮想通貨数は6つと多くはありませんが、リップルはもちろん、イーサリアムやビットコイン、ステラルーメン、モナコインなど日本で人気の通貨が多い印象です。
そのため、仮想通貨を始めたばかりの方にとっては使いやすいかと思います。
リップルなら送金手数料も無料なので、人気の仮想通貨取引所を利用したいならbitFlyerを選びましょう。
GMOコイン
GMOコイン | |
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板取引ができる仮想通貨数 | 21通貨 XRP/ETH/BTC/BCH/LTC/XEM/XLM/BAT/OMG/XTZ/QTUM/ENJ/DOT/ATOM/XYM/MONA/ADA/MKR/DAI/LINK/FCR |
販売所の仮想通貨数 | 19通貨 XRP/ETH/BTC/BCH/LTC/XEM/XLM/BAT/OMG/XTZ/QTUM/ENJ/DOT/ATOM/MKR/DAI/ADA/LINK/DOGE |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:-0.03~0.09% |
入金手数料 | 自己負担(即時入金なら無料) |
出金手数料 | 無料(大口出金は400円) |
リップル(XRP)の送金手数料 | 無料 |
GMOコインは、プロバイダとしても良く知られているGMOグループの仮想通貨取引所です。
大手が運営しているだけあって安心して利用できるのが大きなポイントです。
また板取引ができる仮想通貨数は21種類と圧倒的で、数多くの仮想通貨を運用したい方に向いています。
取引手数料も安いため、これといった欠点はないと言って良いでしょう。
リップルに関してはレバレッジ取引もできるので、初心者の方から上級者の方まで幅広くおすすめです。
SBI VCトレード
SBI VCトレード | |
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板取引ができる仮想通貨数 | 7通貨 XRP/BTC/ETH/LTC/BCH/DOT/LINK |
販売所の仮想通貨数 | 14通貨 XRP/BTC/ETH/LTC/BCH/DOT/LINK/ADA/DOGE/XLM/XTZ/SOL |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:-0.01%~0.05% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
リップル(XRP)の送金手数料 | 無料 |
SBI VCトレードはSBIグループが提供している仮想通貨取引所です。
板取引ができる仮想通貨はリップル以外にはイーサリアム・ビットコイン・ライトコイン・ポルカドットなど時価総額の高い通貨が多い印象です。
SBIグループは金融会社として高い実績があり、SBI証券やSBIFXトレードなど、数多くの証券関連事業を提供しています。
そのため、これまでのノウハウからセキュリティに関しては圧倒的といえます。
実際、仮想通貨取引所の多くは金融庁から行政処分を受けたり、ハッキングをされた過去を持っていたりしますが、SBI VCトレードに関してはそのような問題は一切起きていません。
セキュリティ面で安心してリップルの板取引をしたいならSBI VCトレードを選びましょう。
Huobi Japan
Huobi Japan | |
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板取引ができる仮想通貨数 | 22通貨 XRP/ETH/BTC/HT/ADA/DOT/ENJ/IOST/XYM/BCH/BSV/LTC/TRX/JASMY/QTUM/OMG/XLM/LSK/ONT/XEM/BAT/MONA |
販売所の仮想通貨数 | 19通貨 XRP/ETH/BTC/HT/ADA/DOT/ENJ/IOST/XYM/BCH/BSV/LTC/TRX/JASMY/QTUM/OMG/XLM/LSK/ONT |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:0~0.2% |
入金手数料 | 自己負担(クイック入金は無料) |
出金手数料 | 330円 |
リップル(XRP)の送金手数料 | 0.1XRP |
Huobi Japanは世界的に有名なHuobiグループが提供している日本の取引所です。
全世界で実績のある取引所ということもあって、規模が大きく、取り扱っている仮想通貨数も圧倒的です。
リップルの送金手数料がかかってしまうのが難点ではありますが、取引手数料は取引量によっては0%にすることもできます。
取引量があがるにつれて手数料が少なくなっていくシステム上、上級者の方には特におすすめです。
取引量の多い方で手数料を抑えて運用していきたいならHuobi Japanを検討しましょう。
bitbank
bitbank | |
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板取引ができる仮想通貨数 | 18通貨 XRP/ETH/BTC/LTC/MONA/BCC/XLM/QTUM/BAT/OMG/XYM/LINK/MKR/BOBA/ENJ/MATIC/DOT/DOGE |
販売所の仮想通貨数 | 15通貨 XRP/ETH/BTC/LTC/MONA/BCC/XLM/QTUM/BAT/OMG/XYM/LINK/MKR/BOBA/ENJ |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:-0.02~0.12% |
入金手数料 | 自己負担 |
出金手数料 | 550円~770円 |
リップル(XRP)の送金手数料 | 0.15XRP |
bitbankは仮想通貨取引量国内ナンバーワンの実績を持つ取引所です。
取引量が多いだけあって、板取引ができる仮想通貨数は18種類と充実しています。
さらにbitbankはアプリの使いやすさにも定評があり、AppStore、GooglePlayともにアプリの評価が非常に高いです。
使いやすいアプリでリップルの取引をしたいのであれば、bitbankを選びましょう。
取引所(板取引)でリップルを購入する方法
取引所(板取引)でリップルを購入する方法は上記の通りです。
販売所形式ではスプレッドが広いため、板取引での購入方法を覚えておきましょう。
STEP1.リップルを板取引できる取引所に登録する
まずはリップルを板取引できる取引所に会員登録しましょう。
取引所によっては会員登録ではなく「口座開設」と表記している場合もあります。
会員登録後は、口座開設のためにスマホを使って本人確認をするのが一般的です。
審査が完了して口座が開設できたら、入金ができるようになります。
STEP2.日本円を入金する
リップルを購入するためには、当然購入するための資金が必要です。
仮想通貨取引所によってはビットコインでリップルの購入もできますが、基本的には日本円を入金して日本円で購入します。
入金方法は仮想通貨取引所によって異なりますが、一般的には上記画像のように「入出金」のページにある「入金」を選択することで行えます。
「銀行振込」や「インターネットバンキング」「コンビニ入金」などの方法があるので、自分のやりやすいように入金を進めましょう。
インターネットバンキングは手数料がかからないことが多いので、提携の銀行を開設するのも一つの手です。
STEP3.取引所(板取引)を開いて任意の方法で購入する
入金が完了したら取引所を開いて、任意の方法で購入しましょう。
取引所での購入は成行注文と指値注文の2つがあります。簡単に言えば、成行注文は現在の価格で購入する方法で、指値注文は自分が希望する金額になったら購入する方法です。
購入方法は取引所によって異なりますが、基本的には通貨をリップルにして購入方法を選んで「買」を選び、購入したい量を選ぶだけです。
最初は成行注文で慣れてきたら指値注文にも挑戦してみましょう。
リップル(XRP)の取引所に関するよくある質問
最後にリップルの取引所に関するよくある質問を紹介します。
気になる項目があればチェックしておき、スムーズに取引を始めましょう。
リップルは販売所で購入しても良い?
これまで紹介したように、販売所はスプレッドが広いため、販売所での購入はリップルに限らずおすすめしません。
ただし、初心者でも簡単に購入ができるため、初めて仮想通貨を購入する場合は販売所で感覚をつかむのも一つの手です。
とはいえ、仮想通貨は長期で続ければ続けるほどスプレッドが重要となってくるので、将来的には取引所(板取引)を利用することを考えましょう。
リップルの取引所(板取引)がない!どこにある?
リップルの取引所がない、見当たらない場合は、以下の2つの原因が考えられます。
- 仮想通貨取引所が板取引でリップルを取り扱っていない
- 取引所の場所をわかりにくくしている
リップルを販売所では取り扱っていても、取引所では取り扱っていない仮想通貨取引所は多くあります。
今一度取扱通貨を確認してみましょう。
また、リップルを取り扱っていたとしても、取引所の場所が分かりにくくなっている仮想通貨取引所も多くあります。
取引所の場所が分かりづらい理由は定かではありませんが、運営側が初心者に対してわかりやすいように販売所を目立つようにしているためだと思われます。
bitFlyerでは「bitFlyer Lightning」BITPOINTでは「BITPOINT PRO」といったように名称が特殊な取引所もあることも考慮して、もう一度探してみましょう。
どの取引所が一番スプレッドが狭い?
どの取引所が一番スプレッド(買値と売値の差)が狭いかは、時期や通貨によって変わるので定かではありません。
ただし取引所(板取引)では取引量に応じて、スプレッドは狭くなりやすいです。
そのため、取引量が多い人気の仮想通貨取引所のほうがスプレッドは狭くなります。
つまり、リップルを板取引する場合にスプレッドが狭くなりやすいのは、国内No.1の取引量の実績を持つ「bitbank」が候補に挙げられます。
また、リップルは人気の通貨ということもあり、ビットコインの取引量が多い「bitFlyer」でもスプレッドは狭くなりやすいです。
ちなみに海外の取引所はさらに利用者が多いので、スプレッドはほとんど感じません。
スプレッドの狭さを重視するのであれば海外の取引所の利用も検討しましょう。
まとめ
リップルは人気の仮想通貨の一つで、時価総額でも常に上位に位置しています。
他にはない魅力を多く持っているので、仮想通貨の未来が明るければリップルの未来も明るいと言っても良いでしょう。
本記事で紹介した板取引ができる取引所を参考に、お得にリップルの運用をしてくださいね。
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