仮想通貨FXにおすすめの取引所5選!選び方や手数料なども徹底解説

多くの仮想通貨取引所では、一般的な売買だけではなく仮想通貨FXも利用できます。仮想通貨FXは少額からでも始められるため、数回の取引で大きな利益を狙えます。

しかし「仮想通貨FXは現物取引と何が違うの?」「仮想通貨FXのメリット・デメリットが知りたい」と考えている人も多いでしょう。

そこで本記事では、仮想通貨FXと現物取引との違いやメリット・デメリットについて解説します。

さらに、仮想通貨FXができるおすすめの国内取引所や口座開設方法について紹介します。これから、仮想通貨FXを始めてみたい人はぜひ参考にしてください。

仮想通貨FXとは?現物取引とFXそれぞれの違いについて

仮想通貨FX仮想通貨現物取引FX
投資対象10種類前後10〜20種類20種類前後
レバレッジ倍率最大2倍
(海外取引所は規定なし)
最大2倍
(海外取引所は規定なし)
最大25倍
(海外取引所は規定なし)
空売り可能
(取引所によっては不可)
可能
(取引所によっては不可)
可能
取引時間24時間365日24時間365日平日のみ24時間365日
(土日祝は対応不可)

仮想通貨FXは、その名の通り、仮想通貨を用いてFX取引ができるシステムです。

仮想通貨を実際に売買するわけではなく、自己資金(証拠金)を担保として、ポジション(建玉)を保有・決済して利益を得る取引方法です。一般的なFXは法定通貨の市場をベースとしますが、仮想通貨FXは仮想通貨をベースとします。

また、仮想通貨の現物取引では、仮想通貨を直接売買する取引方法です。仮想通貨FXとは取引内容が異なるため、全く別物と言えます。

仮想通貨FXは、現物取引やFXとレバレッジ倍率・取引時間に違いが存在します。

国内取引所の場合、仮想通貨FXは現物取引同様にレバレッジが最大2倍に設定されています。一方、FXは最大25倍までレバレッジを効かせて取引が可能です。

さらに、仮想通貨FXと通常のFXでは取引時間も異なります。仮想通貨FXは平日・土日祝日に関わらず24時間365日取引可能です。通常のFXは基本平日のみしか取引ができないため、柔軟さは仮想通貨FXが勝っていると言えます。

仮想通貨FXを始める際は、現物取引・FXとの違いを把握しておくことで、より理解を深められるでしょう。

仮想通貨FXのメリット

仮想通貨FXのメリット
  • 少額から取引できる
  • レバレッジで大きなリターンが狙える
  • 買い・売りどちらでもポジションが持てる
  • 24時間365日取引できる

仮想通貨FXには、上記4つのメリットが存在します。現物取引やFXにはない特徴があるため、それぞれ順に解説します。

少額から取引できる

仮想通貨FXは少額から取引できるため、保有資産が少ない場合でも利益を得られます。

例えば、5万円の自己資金がある状態でも、2倍のレバレッジを効かせることで、10万円の資産を保有している状態で取引が可能です。

保有資産が少ない状態でも、大きな利益を狙える点は仮想通貨FXの大きなメリットです。

また、メジャー通貨は年々価格が上がっています。2022年9月時点で1BTCは約270万円となるため、購入できないと考える人も多いでしょう。

しかし、仮想通貨取引所では、小数点以下の数量で仮想通貨を購入でき、レバレッジを効かせれば保有資産が少なくても取引を進められます。仮想通貨を使って少額から取引を始めたい場合、仮想通貨FXは最適な取引手段と言えます。

レバレッジで大きなリターンが狙える

仮想通貨FXはレバレッジを効かせて取引できるため、少額の資産でも大きなリターンが狙えます。

例えば、自己資金が2万円の状態でも、2倍のレバレッジを効かせて4万円の資産で取引を行えば、4万円以上の利益を得られます。獲得した4万円に2倍のレバレッジを効かせれば、8倍の資産を保有している状態で取引を進められるでしょう。

ただし、レバレッジ取引は大きなリターンを得られる分、同様のリスクがあります。高すぎるレバレッジはリスクも大きくなるため、取引には十分な注意が必要です。

買い・売りどちらでもポジションが持てる

仮想通貨FXは買い・売りのどちらでもポジションを持てるメリットがあります。

仮想通貨の現物取引の場合、購入した仮想通貨を価格上昇時に売ることで利益を得る取引方法です。そのため、売り注文から始めることはできません。

一方、仮想通貨FXは自己資金を証拠金として取引するため、売りからでも取引が可能です。価格が高いタイミングで売り注文を行いポジションを保有し、安くなったときに買えば差額を利益として得られます。

現物取引にはない注文方法ができる点は、仮想通貨FXのメリットと言えるでしょう。

24時間365日取引できる

仮想通貨FXは、24時間365日いつでも取引できるメリットがあります。

通常のFXの取引時間は平日(月曜の朝〜土曜日の朝まで)となるため、土日・祝日は取引ができません。

しかし、仮想通貨FXに取引不可時間は設定されていないため、深夜や土日でも問題なくポジションを保有できます。曜日に関わらず24時間取引できるため、平日や日中に時間を取れない人でも、安心して取引を進められます。

通常のFX取引にはない、柔軟な取引ができる部分は仮想通貨FXの大きなメリットです。

仮想通貨FXのデメリット

仮想通貨FXのデメリット
  • 損失リスクが大きい
  • 長期保有すると手数料が高くなる
  • ロスカットされることがある

仮想通貨FXはメリットだけではなく、デメリットも存在します。デメリット部分を把握しておかなければ、損失リスクの拡大や無駄な手数料を支払うことになります。

続いては、仮想通貨FXのデメリットを3つ解説します。

損失リスクが大きい

仮想通貨FXは、現物取引に比べて損失リスクが大きいです。仮想通貨FXは少額の資産でもレバレッジを効かせれば、大きなリターンを得られます。

しかし、レバレッジ取引はリターンだけではなく、発生するリスクも同時に大きくなります。レバレッジ取引に失敗すれば、倍率分のマイナスが発生してしまうのです。

仮想通貨FXは自己資金を担保とした取引となるため、現物取引にはないデメリットがあります。仮想通貨FXでレバレッジを効かせる際は、損失リスクを十分に把握しておく必要があるでしょう。

長期保有すると手数料が高くなる

仮想通貨FXはポジションを長期保有すると、手数料が高くなるデメリットがあります。

仮想通貨FXには「スプレッド」と「レバレッジ手数料」と呼ばれる2種類の手数料が存在します。スプレッドは買値と売値の差額のことで、決済時に発生します。

また、レバレッジ手数料とは、保有しているポジションが日を跨いだタイミングで発生する手数料です。例えば、ポジションを決済することなく3日間保有し続けている場合、3日分のレバレッジ手数料が発生しています。

ロスカットされることがある

仮想通貨FXには「ロスカット」よ呼ばれるシステムが採用されています。

ロスカットとは、取引所ごとに定められている証拠金維持率を自己資金が下回った場合、強制的にポジションが決済される仕組みです。

ロスカットが発生すると、その時点のポジションで決済されるため、大きな損失が出る可能性があります。マイナス状態でポジションを保有し続けるには、証拠金を追加するしか方法がありません。

特に高レバレッジをかけた取引中にロスカットは発生しやすく、ちょっとした値動きでポジションが決済されてしまいます。

そのため、あらかじめ証拠金維持率の比率を把握しておき、下回らないようにポジションと資金を調整しながら取引を進めましょう。

仮想通貨FX取引ができる国内取引所一覧

取引所レバレッジ倍率レバレッジ手数料/日銘柄数追証基準ロスカット基準
DMMビットコイン2倍0.04%22100%50%
Bitflyer2倍0.04%1100%50%
GMOコイン2倍0.04%10なし75%
マネックスビットコイン2倍0.04%4なし50%
コインチェック2倍0.04%17なし50%

仮想通貨FXに対応している国内取引所をまとめてみると、レバレッジ倍率と手数料は同じで、他の部分に違いがあるようです。

追証の有無やロストカット基準は50%前後で設定されており、自分の取引スタイルに合わせて選択する必要があります。

例えば、ロスカット基準は低く設定されているほど、ぎりぎりになるまでポジションが決済されることはありません。マイナス状態でもポジションを保有し、最適なタイミングで決済したい場合は最適です。

また、仮想通貨FXに対応した銘柄は取引所によって大きく異なります。DMMビットコインは22種類の銘柄で取引できるのに対し、Bitflyerは1種類しか対応していません。

仮想通貨FXで利用したい通貨が取引所で採用されているか事前に確認しておくことで、スムーズに取引できるでしょう。

仮想通貨FX取引所の選び方チェックポイント5つ

仮想通貨FXに対応した取引所は、最低取引数量やレバレッジ手数料など、様々な部分を確認した上で選択が必要です。

ここでは、仮想通貨FX対応の取引所を選ぶ際の5つのチェックポイントを解説します。

最低取引数量

仮想通貨FX対応の取引所を選ぶ際は、最低取引数量を確認しましょう。最低取引数量とは、いくらから仮想通貨を購入できるかを表した数値です。

2022年9月現在の1BTCの価格は約270万円となるため、一般ユーザーではいきなり1BTCの購入はできないでしょう。しかし、仮想通貨FXでは小数点以下の数量で取引が可能です。

例えば、DMMビットコインなら、最低取引数量は0.0001BTCなので、仮に1ビットコインあたり300万円だったとすると、1万5000円から取引ができます。

具体的な計算は、300万円×0.01÷2(最大レバレッジ2倍)=1万5000円となります。

現物取引で0.01BTCを購入しようとすると額面通り300万円必要ですが、仮想通貨FXの場合はレバレッジをかけられます。

そのため、レバレッジをかければ少額でも十分利益を出せる金額で取引を始められるでしょう。

レバレッジ手数料

仮想通貨FXを選ぶ際は、レバレッジ手数料のチェックは欠かせません。レバレッジ手数料は、ポジションを翌日に持ち越した際に発生するコストです。

大手国内取引所のレバレッジ手数料は0.04%前後で設定されているため、ポジションを翌日に持ち越すたびコストが発生します。レバレッジ手数料が高いほど、長期保有時に大きなコストが必要です。

また、仮想通貨FXはポジション保有中は手数料が発生しないため、レバレッジ手数料は決済時に求められます。

万が一、ポジションの状況が悪い場合、決済時の収支はレバレッジ手数料の方が上回るケースも少なくありません。

仮想通貨FXで長期投資を検討しているなら、レバレッジ手数料は必ず確認が必要です。

追証基準

仮想通貨FXを行う場合は、追証基準についても十分把握が必要です。

追証基準とは取引中に保有資産以上の損失が発生した場合、追加で資金入金が必要になる基準です。

例えば、追証基準が100%の場合、自己資金が10万円の状態でポジション保有し、10万円を下回った段階で追加入金が必要になります。

多くの仮想通貨FXにはロスカット制度が採用されているため、自己資金よりもマイナスが発生するケースは稀ですが、市場の乱高下によって引き起こす可能性があります。

そのため、ロスカットまで市場に左右されることなくポジションを保有していたいなら、追証なしの取引所を選ぶ必要があります。

ロスカット基準

仮想通貨FXで取引所を選ぶ際は、ロスカット基準も重要なチェックポイントです。

ロスカット基準とは、証拠金維持率に応じてロスカットが発生する基準のことを指します。例えば、ロスカット基準が50%なら、証拠金維持率が50%以下になった時点でロスカットが発生します。

ロスカット基準は50%〜75%に設定されているケースが多く、仮想通貨FXを利用する上では重要な数値です。

ロスカットは約20秒ごとに判定が行われるため、急激な市場の変化が発生した場合は、ロスカットによって大きな損失が発生してしまいます。

そのため、仮想通貨FXを行う場合は、あらかじめロスカット基準を把握しておき、証拠金維持率を下回らないようトレードする必要があります。

対象銘柄数

仮想通貨FXを利用する際は、対象銘柄数も欠かさずチェックしましょう。

現物取引で数十種類の銘柄で取引できる場合でも、仮想通貨FXには対応していない銘柄も少なくありません。現物取引に対応した銘柄が多くても、仮想通貨FXで利用できるのか確認が必要です。

仮想通貨FXの対象銘柄数が多ければ、取引の幅が広がります。市場に合わせて柔軟な対応ができるため、必ずチェックしておきましょう。

仮想通貨FXができるおすすめの国内取引所5選

仮想通貨FXを始めたいと考えている場合でも「どの取引所を選べばいいかわからない」といった疑問が出てくる人もいるでしょう。

ここでは、仮想通貨FXができるおすすめの国内取引所を5つ紹介します。これから仮想通貨FXを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。

1.DMMビットコイン【レバレッジ対応の通貨が豊富】

DMMビットコインのおすすめポイント
  • 22種類の通貨でレバレッジ取引可能
  • 2種類の取引スタイルに対応したスマホアプリを提供
  • 各種取引手数料が無料
レバレッジ倍率2倍
レバレッジ手数料/日0.04%
銘柄数22
追証基準100%
ロスカット基準50%

DMMビットコインは、2022年9月時点で22種類の通貨でレバレッジ取引ができる国内取引所です。

レバレッジ取引の取扱仮想通貨数に関しては国内トップクラスとなるため、自分の好きな通貨を選んでレバレッジ取引が可能です。

また、DMMビットコインの提供するスマホアプリは「STモード」と「EXモード」の2種類を使い分けられます。STモードはシンプルな取引画面が特徴で、初心者に最適なモードです。一方、EXモードはPC版に匹敵する機能を活用できるベテラン向けのモードとなります。

DMMビットコインでは、口座開設料から入出金手数料・取引手数料などは全て無料です。高機能なツールを活用して、仮想通貨FXを進められます。

口座開設も無料となるため、気になる人はDMMビットコインをチェックしてみてください。

DMMビットコインの公式サイトはこちら

2.ビットフライヤー【FX向けの様々な特殊注文に対応】

ビットフライヤーのおすすめポイント
  • 注文条件を組み合わせた自由度の発注を実現
  • APIを活用した板情報の参照が可能
  • ビットコインを証拠金とした預け入れが可能
レバレッジ倍率2倍
レバレッジ手数料/日0.04%
銘柄数1
追証基準100%
ロスカット基準50%

ビットフライヤーは、仮想通貨FXサービス「Lightning FX」を利用できる国内取引所です。

様々な注文方法に対応しており、発注条件を組み合わせることで益出し注文や損切り注文も簡単に発注できます。

また、ビットフライヤーの仮想通貨FXではデモトレードに対応しています。事前にどのような取引環境かチェックできるため、コストをかけることなく確認可能です。

ただし、ビットフライヤーで仮想通貨FXに対応しているのはビットコイン一種類のみです。取り扱い通貨数は他の取引所に比べると極端に少ないため、あらかじめ注意しましょう。

ビットコインは仮想通貨の中で最も取引量が多く、流動性の高い通貨です。メジャー通貨でFX取引したい場合は、ビットコイン一種類でも問題ない可能性が高いです。気になる人はぜひビットフライヤーの口座を開設してみてください。

ビットフライヤーの公式サイトはこちら

3.GMOコイン【最短10分で仮想通貨FXを始められる】

GMOコインのおすすめポイント
  • メジャー通貨からマイナー通貨まで10銘柄でFX取引可能
  • スマホアプリから仮想通貨FXを利用できる
  • 強固なセキュリティでユーザーの資産を管理
レバレッジ倍率2倍
レバレッジ手数料/日0.04%
銘柄数10
追証基準なし
ロスカット基準75%

GMOコインは、最短10分で仮想通貨FXを始められる国内仮想通貨取引所です。

メジャー通貨からマイナー通貨まで合計10種類の銘柄を取り扱っており、ユーザーの気になる通貨を最大2倍のレバレッジで取引できます。

また、GMOコインは仮想通貨FX専用のスマホアプリを提供しており、ワンタップで売り・買いが可能です。

シンプルな価格表示と相場変動に対応できる注文方法を搭載しているため、外出時でもアプリによる柔軟に取引を進められます。

もちろん、ユーザーの資産はコールドウォレットやマルチシグで管理しているため、ハッキングにあっても流出する危険性はありません。GMOコインが気になる人は、ぜひ無料で口座開設を始めてみてください。

GMOコインの公式サイトはこちら

4.マネックスビットコイン【総合金融サービスの運営による知見あり】

マネックスビットコインのおすすめポイント
  • FX取引専用のアプリを提供
  • 複数の注文方法に対応
  • 下落時でも利益を狙える
レバレッジ倍率2倍
レバレッジ手数料/日0.04%
銘柄数4
追証基準なし
ロスカット基準50%

マネックスビットコインは、総合金融サービスの運営による知見を活かしたサポートを提供する国内取引所です。

FX取引に特化したスマホアプリを提供しており、使いやすい画面からワンタップで注文できます。成行注文をはじめとする、指値・逆指値やOCOなど複数の注文方法に対応しています。

また、マネックスビットコインは空売りすることで、下落時でも利益を狙えます。現物取引にはない取引手法で利益を得られるため、柔軟な取引が可能です。マネックスビットコインは無料で口座開設できるため、気になる人はぜひチェックしてください。

マネックスビットコインの公式サイトはこちら

5.コインチェック【スマホアプリのダウンロード数No. 1】

Coincheck

コインチェックのおすすめポイント
  • FX取引時の追証はなし
  • 取引所のBTC手数料は無料
  • スマホから最短1日で取引を始められる
レバレッジ倍率2倍
レバレッジ手数料/日0.04%
銘柄数17
追証基準なし
ロスカット基準50%

コインチェックは、スマホアプリのダウンロード数No. 1の国内取引所です。

17種類の通貨で仮想通貨FXを利用でき、2倍のレバレッジをかけられます。ロスカット基準は50%・追証基準はないため、比較的自由な状態でポジションを持ち続けられます。

また、スマホを利用すれば最短1日で取引を始められます。現物取引では各種手数料が無料に設定されているため、FX含めてコストを抑えた取引が可能です。

コインチェックの口座開設は無料となるため、気になる人はぜひチェックしてください。

コインチェックの公式サイトはこちら

DMMビットコインの口座開設方法

  1. 公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する
  2. パスワード・個人情報を入力して本人確認を行う
  3. 口座開設の審査が完了すれば入金・取引が始められる

続いては、仮想通貨FXを始める方法としてDMMビットコインを例に、口座開設から取引までの手順を解説します。これから仮想通貨FXを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。

公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する

DMMビットコインで仮想通貨FXを始めるためには、公式HPへアクセスしてメールアドレスを登録します。登録時に使用するメールアドレスは今後も必要となるため、すぐに確認できる内容にしましょう。

パスワード・個人情報を入力して本人確認を行う

続いて、パスワードや個人情報を入力します。登録に必要な個人情報は、以下のとおりです。

  • 名前(姓・名)
  • 性別
  • 生年月日
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス
  • 住所
  • 職業
  • 資産状況
  • 投資経験

また、個人情報の入力が完了した後は、本人確認へ進みます。

本人確認は「免許証・パスポート・住民基本台帳カード・在留カード」のいずれかを用いて進めます。スマホから書類を撮影・提出できるため、数分で完了可能です。

口座開設の審査が完了すれば入金・取引が始められる

個人情報や本人確認書類の提出が完了した後は、DMMビットコインから口座開設の審査が行われます。

審査は最短1時間で完了し、審査結果はメールにて届きます。審査結果に問題ない場合は、口座へ入金すれば、取引を始めることが可能です。

仮想通貨FXで知っておきたい基礎知識

仮想通貨FXを始める際は、最低限把握しておくべき知識があります。ここでは、仮想通貨FXにおける3つの基礎知識を紹介するため、取引を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

レバレッジ

仮想通貨FXにおけるレバレッジとは、自己資金を担保として、同等の金額もしくは2倍以上の金額で取引できる仕組みです。

自己資金のことは証拠金と呼ばれており、レバレッジの倍率を上げるほどハイリスク・ハイリターンで取引できます。

国内FX会社・取引所は最大25倍までしかレバレッジを効かせることはできず、仮想通貨取引所に関しては2倍を上限としているケースが多いです。

自己資金以上の金額で取引できる点がレバレッジ最大の魅力と言えるでしょう。

追証

仮想通貨FXにおける追証とは、追加保証金の略称です。追証は取引所ごとに設定されている証拠金維持率を下回った場合、追加で入金する必要がある仕組みです。

追証は設定している取引所とない場合があります。追証の発生基準は取引所ごとに異なるため、設定されている場合は証拠金維持率を確認しながらポジションの保有が必要です。

ロスカット

ロスカットとは、ポジションの含み損が一定水準に達した場合、強制的に決済される仕組みです。

ロスカットの基準は取引所が定める証拠金維持率によって異なり、50%に設定されていれば資金の半分以下のポジションになると決済されます。

ロスカットはポジションを強制決済するため、含み損分のマイナスになりますが、ユーザーの資産を守る役割を果たしています。

取引所が定める水準を下回らないよう、追証が発生しないように設定されている仕組みです。ポジションの保有状況を確認しながら、マイナスが発生しないように取引を進めましょう。

まとめ

以上、仮想通貨FXと現物取引との違いやメリット・デメリットについて解説しました。

仮想通貨FXはレバレッジを効かせた取引ができます。自己資金以上の金額で取引したり、売注文から始めたり現物取引にはない方法でトレードを進められます。

ただし、損失のリスクやロスカットなど現物取引にはない仕組みも存在します。仮想通貨FXのメリット・デメリットを把握しておくことで、無理なく取引を進められます。

仮想通貨FXが気になる人は、本記事で紹介した国内取引所の口座開設を行なってみてください。

 

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