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4人の子供に対し、生命保険を利用した自社株買取の準備資金を確保円滑な事業承継を可能に

4人の子供に対し、生命保険を利用した自社株買取の準備資金を確保円滑な事業承継を可能に
【会社情報】

年商50億円 小売業
経営者:70代男性

【ご相談前の課題】

・社長が70代半ばを迎え、早急な事業承継が喫緊の課題となっていた。
・子どもが4人おり、社長の意向としては次男に経営を継がせたい。
・資産分配の不平等によって、兄弟間の諍いを招いてしまうことを避けたい。
・自社株の大半を社長が保有している。後継者候補の次男には、自社株を買い取るだけの個人資産がない。

【改善案】

(1)法人契約で、現社長の死亡時に保険金が法人に払われる生命保険契約に加入。
→法人が自社株を買い取る準備資金として生命保険を活用。
(2)法人契約で、後継者の次男を被保険者とした生命保険契約に加入。
→借入金の返済原資確保と質権設定により、事業承継後の経営安定化を図る。
(3)個人契約で、後継者の次男以外の3人を契約者とした終身保険に加入。
→相続財産の分配が公平になるように予め配慮。あわせて生前に相続人全員で遺留分の
放棄について合意し、争いを未然に防止。

【成果】

・現社長、子ども4人の間で生前に経営権譲渡の方向性、および相続財産の分配について合意が図れた。
・円滑な事業承継への道筋が明確になった。
・次男を新社長に、他の子ども3人を経営幹部に据える新組織体制への移行に成功した。