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勉強嫌いな10歳男児が自ら机に向かうようになった3つの習慣

生活、健康、文化
勉強嫌いな10歳男児が自ら机に向かうようになった3つの習慣

公開日 2021年8月3日 更新日 2022年3月13日

小学5年生の次男の教育に、日々悪戦苦闘しています。

のんびり屋で自由奔放、甘えん坊、切り替え(あきらめ)が早い・・という典型的な次男気質な特徴の持ち主なのが、こと勉強面に関しては完全に裏目です。とにかく集中力が続かず、机に向かっても10分もしたら遊び始める有様。

かといって、親が叱り散らしてもかえって逆効果です。

どうやったら継続的に前向きに机に向かってくれるものか、と妻と試行錯誤したところ、次の3つの観点から教育行動を意識し直したら大きく改善の兆しがみられました。

1.子どもの前に、まず親が自分の生活習慣を変える

「勉強しろ!」・・とお説教を垂れる親が片手でスマホチェックなんかしていたら、ネットスラングでいうところの「おま言う(お前が言うな)」状態です。

でもこれ、案外あるあるじゃないでしょうか?何らかの教育をするのであれば、相手がしっかり聞く耳をもってくれるような行動が伴っていないと効果は半減です。

・子どもが勉強するとき、親は常に横で見守る(スマホ、テレビ禁止)

・隣で親も一緒に自分の勉強をする(読書でもOK)

このふたつを毎日習慣づけたところ、勉強に対して親子で取り組む共有意識が生まれ、子どもの嫌々度が明らかに下がりました。

2.パパ、ママの意見相違を無くす

我が家では、どちらかといえば私が放任主義(干渉しないタイプ)で、妻が管理主義(きちんと教えようとするタイプ)でした。

私が子どもに「好きなやり方で取り組めばいい」と言ったかと思えば、妻は「そんなやり方じゃダメ」という。親がそれぞれ勝手に違うことを言うから、子どもからすれば大いに混乱したと思います。

そこで、子どもに物事を伝える前に妻と細かいところまで共通の子育て方針・お互いの役割、言い方などをしっかり決めてから、子どもに相対するやり方に変えました。

親の役割分担・キャラ設定をハッキリさせたので、子どもにも親の考え・意見が伝わりやすくなったように感じています。

3.相手の脳に働きかける

子どもにやる気を出してもらうのに最も苦労したのが、この点です。大人は誰しも経験があると思いますが、人間の脳は「それが正しいから」と理解していても物事を続けることができません。

大人なら、どうしてもやらなければいけないことは我慢して出来ますが、殆どの子どもは「楽しい」と思えなければ続かないのです。なので子どもに教育するときは、「これが正しいからやりなさい」と理屈を言っても伝わらず、「楽しい!」と実感させることが正解です。

ふとしたとき、無意識に子どもに対して「こんなこともできないの?」「なんで分からないの!」などとマイナスの出力をしていたら要注意です。わが子の場合、素直な性格が災いしてか「自分はダメなんだ」と落ち込んでやる気を失ってしまうことがよくありました。

子どもの頑張りが認められたらそれに見合った評価をしてあげて、ご褒美を上げる。これらをしっかり継続することで、教わる側の自主性が促され学習習慣が身に付いていくのだと思います。

まとめ

放任と管理のバランスが取れた教育はとても難しいですが、

「今話していることは相手に正しく伝わっているだろうか」

「子どもの気持ちを害していないだろうか」

など客観視しながら対話することで、日々成長していく子どもとより良い関係性を維持していきたいものです。

ご参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。