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【東京 法人保険 最新ニュース】[FT・Lex]英ロイズ保険組合、戦争リスクに十分対応

法人保険

【ニュース概要】

世界の保険会社にとって2021年は「嵐の前の静けさ」として記憶されるかもしれない。

英ロイズ保険組合は、ロシアのウクライナ侵攻で「数十億ドルの損失」を見込む(ウクライナの港湾都市ベルジャンスク沿岸であがる黒煙)=AP

業界の中心にある世界最大の再保険市場、英ロイズ保険組合は24日、ここ6年で最高の通年の業績を発表した。23億ポンド(約3700億円)の利益は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復と、300年の歴史を持つ同組合のコスト削減努力を反映している。

ロイズはまた、ロシアのウクライナ侵攻によって大幅な損失が予想されると述べた。損失の規模がどのくらいになるかはまだはっきりしない。ロイズのジョン・ニール最高経営責任者(CEO)は、損失額は数十億ドルで、それに対応する十分な資本があると述べるにとどめた。確実なのは、航空や海運、与信、貿易政策などによる大量の請求が解決するのに何年もかかるということだ。

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