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【東京 税対策 最新ニュース】無申告は危険…税務署に「タンス預金」が高確率でバレる理由【税理士が解説】

税対策

ニュース概要

黒田 悠介

無申告は危険…税務署に「タンス預金」が高確率でバレる理由【税理士が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

お子さんなどに相続で財産を残す際、相続税を回避するためにタンス預金をしておこう!どうせ税務署にはバレないから大丈夫だろう!などと思ったことはありませんか? それは少し考えが甘いかもしれません。富裕層・IPO税務を専門とする黒田悠介税理士(税理士法人Bridge 代表)が、数々の経験に基づき、「タンス預金がバレる理由」を解説します。

タンス預金とは?タンス預金の何が悪いのか

まとまった額の現金を金融機関などに預けず、家のタンスや金庫等に保管しておくことを通称「タンス預金」といいます。相続発生時に亡くなった方の銀行口座が凍結されても、現金があれば葬儀費用などの急な出費の際に困らないですむなどのメリットもあり、タンス預金は多くの方がされていらっしゃいます。

もちろんタンス預金をすること自体は法的にまったく問題ないのですが、相続税を逃れようと悪い使い方をすると、大きなトラブルを招くことになります。

「相続税回避のためのタンス預金」は節税でなく脱税

さきほど話したようにタンス預金をすること自体は悪いことではありません。銀行に預金として預けるのも、自宅のタンス・金庫等で保管しておくことも、個人の自由なので問題はありません。

大事なポイントは、タンス預金は故人の財産なので相続税の課税対象となり、相続税申告に含めなければならないということです。

たとえば、タンス預金があるかなんてどうせ税務署にはわからないだろう!と考え、相続税を逃れようと隠して申告に含めない。これは合法的な節税ではなく、単なる脱税となってしまいます。こうした悪い使い方を考える方もいらっしゃいますが、その多くはタンス預金が税務署にバレてしまい、思わぬペナルティを課されています。

しかし、タンス預金は銀行に預けていないお金なのに、なぜその存在が税務署にバレてしまうのでしょうか?

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