所有者不明の土地が増えていることが、たびたびメディアなどで取り上げられている。「相続で不動産を取得 (もしくは相続する予定) した」という人もいるだろう。そのような人は、相続登記をしっかり行っているだろうか。

「これまで登記変更をしていなかったけれど、行政から何もいわれていないし、周りの人も同じようなものだから、このままで大丈夫だろう」と思っていたとしたら、大間違いだ。

実は、「所有者不明土地問題」を解決するための法律が令和3年4月に成立し、相続登記が義務化されたのだ。罰則も規定されたので、「これくらいなら大丈夫」と思って放置しておくと、本当に痛い目に遭うだろう。