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【東京 退職金 最新ニュース】「50歳、貯金ゼロ」でも9割の人は老後を心配する必要はない…お金のプロがそう断言するこれだけの根拠

退職金

ニュース概要

大江 英樹 経済コラムニスト

老後の不安をあおるような報道は多い。しかし経済コラムニストの大江英樹さんは「老後のお金の準備は50歳からでも十分間に合う。40代はお金が貯まりにくいが50代は貯金がぐっと増えるし、65歳、70歳と働き続ける選択肢がある」という――。

お金の入っていない財布

セカンドライフセミナーでよく出る質問

私の主な仕事は執筆ですが、一方で年間100回を超える講演も全国でこなしています。比較的多いのが、企業の中で50代前半の方向けにおこなう講演です。多くの場合、それらの講演には「セカンドライフセミナー」とか「ライフプランセミナー」という名前がついていて、近づく定年後に向けてお金の問題やキャリア、生き方に関することを考えてみようという趣旨で会社が主催し、50代の社員に参加の機会を提供しています。

私自身、定年から10年を過ぎましたので、その間に経験してきた仕事やお金のことを正直にお話しすると、みなさんとても熱心に聞いてくれます。やはり机上の空論ではなく、実体験から得たことについては関心が高いからでしょう。

時々感想をお聞きすることもあるのですが、さまざまな感想が入り混じる中で、お金に関してはこういう投げかけを受けることがあります。

「50歳からではもう遅いでしょう」

そういう感想をお聞きすると、心の中で「一体何が遅いのでしょう?」と思ってしまいます。

恐らく、こういう感想をおっしゃる方は漠然と「今さらお金をどうこうしようと思っても、もうこの歳だから遅いよ。もっと若い時からやってないとダメでしょう」と感じているのでしょう。

サラリーマンは老後の心配をする必要がない

たしかに50歳でゼロから1億円を貯めようと思うと、さすがにもう遅いでしょう。5000万円でも厳しいかもしれません。でも、「老後を安心して生活していけるのだろうか? そのために必要な金額を今からこしらえるのはもう遅いのではないか?」と考えているとすれば、それは大きな間違いです。なぜなら、老後を安心して暮らしていけるために必要な金額などというものは誰にとっても一律のものではなく、人それぞれだからです。

しかも、今、世の中で働く人のうち9割は会社員や公務員といったサラリーマンですが、実はサラリーマンをずっと続けてきた人であれば、一般的にはそれほどお金のことを心配する必要はありません。それにはさまざまな理由がありますが、まずは「50歳からでも決して遅くない」ということについてお話をしていきましょう。

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