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【東京 マネー 最新ニュース】政府の借金はむしろ増やすべきだ…「財政赤字を減らすべき」と考える人が理解していない資本主義の仕組み

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ニュース概要

日本の財政赤字をどうするべきか。評論家の中野剛志さんは「政府が債務を負って支出を増やすことで、貨幣が創造され、供給されている。デフレ不況で民間部門の貨幣の循環が少ない時に財政赤字が増えることは、むしろ良いことだ」という――。(第1回)

1万円札

民間銀行はどこから貨幣を創造しているか

資本主義経済における貨幣循環の過程では、はじめに企業の資金需要があります。

次に、民間銀行がその需要に応じて貸出しを行なう、つまり「無から」貨幣を創造して供給します。

そして、企業は、借り入れた預金(貨幣)を支出して、経済の中に供給します。

貨幣は、経済の中を巡っていきます。

そして、企業は、収入を得ることで貨幣を回収し、銀行に対する債務を返済します。これにより、貨幣は破壊され、消滅します。

この一連の貨幣循環の過程(図表1)から、次の4つが確認できました。

【図表1】貨幣循環(民間部門)
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