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【東京 経済 最新ニュース】VISAが金融業界で最強の企業になると言える理由。ビル・ゲイツは「いずれ銀行はなくなる」と言っている

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VISAは、AppleやMicrosoftやGoogleやAmazonのように大騒ぎされる企業ではない。しかしVISAは世界で13億人の利用者を持ち、クレジットカード業界では40%のシェアを誇る世界でNo.1のクレジットカード会社である。アメリカのどの銀行よりもVISAのほうが時価総額が大きい。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)

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信頼できる電子決済はクレジットカード業界が掌握

私はかなり長い間、auじぶん銀行のカードをAppleWatchに登録して、QUICPayで電子決済をしていた。QUICPayはJCBの提携先が展開する決済サービスなのだが、クレジットカードと連携させることで決済できる仕組みになっている。

私はこのQUICPayにauじぶん銀行を連携させていたのだが、先日、三井住友銀行のOliveにくら替えして、以後はQUICPayからiDに決済が変わった。

このOliveなのだが、クレジットカード・キャッシュカード・デビットカード・ポイント支払いが1枚でまとまって支払いによって使い分けができるので、こうした支払いのコントロールをやりたい人にはうってつけのサービスである。

それで、よく見てみると決済システムの根幹はVISAが担っていて、VISAにライセンスフィーが入るのだった。VISAは世界で13億人の利用者を持ち、クレジットカード業界では40%のシェアを誇る世界でNo.1のクレジットカード会社である。

日本にいたらまだ現金を使っている人が大勢いるので自覚がない人も多いが、もうすでに決済は「紙幣・硬貨の時代」から「電子決済の時代」へと移り変わっており、この流れは止まることがない。

日本は今年7月に新紙幣を出すと言って喜んでいるが、メインはもはや紙幣ではない。紙幣はもう時代遅れの傍流なのである。

【関連】新紙幣の経済効果1.6兆円にぬか喜びする日本人。実際は私たちの財布から1万3000円も抜かれていく=田内学

今後は電子決済の時代だ。では、ビットコインなどの暗号通貨がそれを担うのかと言うと、今はまだこんなものを決済に使っているところはないし、あっても希有だ。

信頼できる電子決済はクレジットカード企業が掌握していると言っても過言ではない。その頂点に立っているのがVISAである。

すでにVISAはFinTechの最先端を走っている

欧米ではFinTech(ファイナンス・テクノロジー)の企業としてPayPalやBlock(旧Square)などが有名なのだが、すでにVISAはFinTechの最先端を走っているとも言える。

この企業の時価総額を見ると、現時点で5,451億ドルとなっており、これは日本円で見ると約80.32兆円である。ちなみに、時価総額5,451億ドルというのは、どれくらい巨大なのかというとアメリカで代表する銀行群と比べてみれば分かる。

VISA:5,451億ドル
JPモルガンチェース:4,917億ドル
バンク・オブ・アメリカ:2,575億ドル
ウェルズ・ファーゴ:1,762億ドル
シティグループ:1,011億ドル
(2024年1月23日時点の時価総額)

VISA INC A<V>月足(SBI証券提供)

VISA INC A<V>月足(SBI証券提供)

驚いたことに、アメリカのどの銀行よりもVISAのほうが時価総額が大きい。日本でよく知られているアメリカの銀行と言えばバンカメ(バンク・オブ・アメリカ)だが、VISAはそのバンカメの2倍以上の時価総額である。シティグループと比べたら5倍以上の規模となる。

日本最大の銀行は三菱UFJ銀行だが、時価総額は約16.22兆円である。VISAは約80.32兆円なので、やはり約5倍以上の時価総額であることがわかる。

VISAという企業は私たちが思っている以上に巨大である。すでに紙幣・硬貨よりも電子決済がメインストリームになっており、今後も紙幣・硬貨を駆逐していくのだと考えたら、なぜVISAがこれほど巨大なのかわかる。

VISAはAppleやMicrosoftやGoogleやAmazonのように大騒ぎされるわけでもなく、CEOがスターのように扱われるわけでもない。しかし、そのビジネスは非常に堅牢で、決済システムは1秒も止まることなく動き続けている。

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